私が父母の夜の営みに気付いたのは小六の頃だと思うのですが
初めは母が声を潜めて含み笑いしているのが聞こえてきてそれ
からすすり泣く声にかわってゆき、それが「ああ、いい、いい」
とつぶやきだし、ため息を何度も繰り返し、かけ布団がざざっ
ざざっとずれる音がして、父が「 フミ、マンコいいか」とい
うと「イイっ、イイっ、お父さん,入れてっ」
それから、ゴソゴソする気配があって,どうもかけ布団がはね
のけられ、二人とも起き上がって寝巻きを脱いでいたようです。
父がなにか囁くと母は恥ずかしそうに笑って「だってえ,,え
へへ」とか言う声が聞こえました。薄暗がりの中で母の丸い白
い肩が見えたような、、、?
とにかく,上半身裸で抱き合っている様子でした。
お互いに何かを囁き合っているようでしたが、中身は分かりません。
そのうちに母の声「おとうさん、もっと、ゆっくり」「ああ,ソコ
いい」「ああっ,すっごく,いい」
父のハアハアする吐息に混じって「フミ、フミのマンコ,最高や」
「フミ、イッテもええか、いっしょにいってくれえ」
それから,なりふり構わぬ激しい交合がありまして,しずかにな
りました。しばらく抱き合ったままの休息があった後、母が手洗
いに立ち戻ってきたとき私の枕元に来て様子を見、布団の裾を直
してから自分の布団に戻りました。
母が枕元に来たとき、起きているのに気付かれたのかと思いドキ
ドキしました。
母の「ああ、ソコ、すっごくいい」ため息をつくような満足し切
つた呟きが今でも焼き付いています。
それからは、お休みの前の晩は布団に入ってもなるべく眠らない
ようにしていました。
眠くなりましたので今回はこれまで、また思い出して書きます。