亡き母親との思い出です。
僕がまだ小学生のとき、よく母とジャスコへ行きましたが、決まって用事があるからと二時間ほど別行動になりました。
僕は母の束縛がなく自由におもちゃ売り場、本屋、ゲームセンターへ行けたので、むしろ楽しかったのですが、今思えばネグレクトの一緒だったと思います。
そして、しばらくすると帰ってきた母と合流して、夕食の買い物をして帰ると言うパターンで、記憶の中の母に特に不審なところはなかったと思います。
中学三年の頃だったかな、母と夜に話をしていて、珍しく酔ってた母は父とうまく行ってない時期だったこともあって秘密をしゃべってしまった。
母が何度も離婚しようと思ったこと。
父が悪いのではなく、母がパチンコで借金を作っていたことを話しました。
ショックでした。
その借金は父が返したそうですが、合わせる顔がないと泣いていました。
僕とジャスコでの別行動は、借金返済に絡むことだったとそうです。
母はそれ以上詳しく語りませんでした。
そして、僕の記憶にひとつだけ、本当かどうかわからないものがあったのです。
母が昼間に自宅でセックスしてたのです。
バックで知らない男に犯されてました。
母は小太りで、綺麗なお母さんという感じではなかったですが、童顔でぽっちゃりが好きな人にはたまらなかったのかもしれません。
当時はあれが何か分からず、記憶もボンヤリしてたので夢でも見ていたのかと思いましたが、母のこの話を聞いて急に蘇ってきました。
母が借金を作る経緯になったのは、ヤクザが絡んでたというので、金を借りたところもたぶん一般的な消費者金融じゃなかったんじゃないかと思いました。
もう母は亡くなっているので、本当のことを聞けずじまいでしたが、それからです、母に対して暗い欲情を抱くやうになりました。
僕がひとりでいるあいだ、母は誰かとセックスしてたんじゃないかと思うようになりました。
もちろん証拠はありませんし、もう借金もないので当時はやってなかったと思います。
しかし、あの夜の母の吐露は聞いてて、借金以上の苦しみがあったんじゃないかと。
そして、あの日の記憶がずっとひっかかってました。
ついに母に聞いてしまいました。
予想よりもずっと悪い結果でした。
母は借金返済のために、主婦売春を行っていたのです。
これだけは父にも秘密にしていました。
僕は口止めされました。
これがバレたら、二度会えなくなると母は言いました。
その夜、母は僕のベッドの上で全裸になりました。
僕が母に抱いて欲望を知っていた、と言いました。
全然好みじゃない母の裸なのに、僕の股間は信じられないほど固くなって、母はそれを口に含みながら、僕がせめて大学を出るまでは、母親でいたいと言いました。
そして、母のドロドロに溶けた股間に突き立てたとき、僕は共犯者になりました。
月に一回ぐらいの頻度で、母とセックスしそのたびに少しずつ母が胸に溜め込んでいたことを聞かされました。
内容はとてもおぞましく哀しいことでしたが、私はそれに密かに興奮し、母を犯しました。
だけど母は話すことで、とても気持ちが楽になったと言ってました。
数年間の母子相姦の末、母は妊娠し、それがきっかけでこの関係は終わりました。
その二年後に脳溢血であっけなく亡くなってしまいました。
世間から見ればダメな母だったと思いますが、最愛の母でした。
守ってあげられなかったことが、悔いになっています。
そして、僕は母の面影を求めて中年女性と逢瀬を重ねているのだと思います。