小学4~5年生の頃の事だと思う。
当時、親子3人で寝室に寝ていました。
ある夜、フッと夜中に目覚めると一緒に寝ていたはずの母親が布団にいません。
不安になり隣の父親のふとんに目を向けると、何かもぞもぞと蠢いてます。
その頃はまだセックスのことについては、全く無知でしたが・・・
何か本能みたいなもので、アッ今は起きてはいけない!と瞬時に感じました。
目を凝らして見ていると、うすい掛けふとんがだんだん大きく揺れだします。
母の噛み殺したようなうめきが小さく聞こえてきます。
父も母もただ無言ですが、何だか二人とも苦しそうな気配を感じるのです。
そのうち母の喘ぎ声が途切れ途切れに聞こえてきました。
アゥ・・・ウッ・・・・アッ・・・・
父の鼻息も荒くなり、母は泣き声みたいな声で喘ぎました。
やがて静かになると、ごごそと身支度を整えて母は私の布団に戻ってきました。
何となく安心して、私も又眠りに引き込まれていきました。
子供心にとても不思議だったのは、あれだけ何だか凄いことがあったのに翌朝の
母はいつもと全く表情ひとつ変わらなかったことでした。
その後3度くらいそんな事があり、息をつめて覗きましたね。
今思い起こすと、二人は全く無言で愛しあっていました。
体位も、バックも騎上位もなく(多分そうだと思います)。電気も消してフェラも
クリニングスもなくひたすら腰を振っていた様です。
ただ、耐えても耐えても、忍んでも忍んでも洩れだす母のあえぎ声は演技でもなく
深くイッていたのだと思ってます。
今私たち夫婦は、子供と別室で明るい灯のもとで見せ合ったり、舐めあったり、
バイブでくじったり・・・いろいろしてますが、一見貧しく見える両親のセックス
の方が喜悦も深く、充実していたような気がするのです。
あの感極まった母のあえぎ声は、今も私の耳の奥に残っているのです。