夜、7時頃、実家に着いた。玄関の鍵は、開いていた。俺は、後ろ手に鍵を掛け、
入るよ!
と声をかけ、リビングに入った。
絨毯の上のテーブルに、乾き物のツマミがあり、親父はビールを飲んでいた。前回と同じに、親父のセーターの胸は脹らんでいた。
俺は、部屋の中でダウンジャケットを脱いだが、ティーシャツの下の、寄せ集めた贅肉に脹らんだブラジャーの形は、嫌らしく隠し様もなかった。
親父は、ビックリした顔をして、俺の胸元を見つめていた。
俺は、親父の視線を無視しながら、
俺もご馳走になるよ…
と言いながら、勝手にビールをグラスに注いだ。
俺は、気まずさもあり、数杯たて続けにビールを開けた。
一息ついた処で、俺は、
親父、見たよ…エッチな下着も、セックスも…と切り出した。親父は、
……
軽蔑したか?
ボソリと言った。
俺は、
イイヤ…お母さんが亡くなって、捌け口を求めたんだと思うから、責めないよ。ただ、なんで下着なのかなぁーと思ってさ…。
と言うと、
実は、お母さんの入院中、持って帰った洗濯物の中の、お母さんの臭いの付いた下着に欲情して、最初は、臭いを嗅ぐか、舐めるだけが、着る様になり、オナニ-のネタになったんだ…。それから、浮気するより、下着が離せなくなって…。
お母さんにも、貴方、寂しかったら、遊んで良いわよ…と言われたとき、
イヤ、変態かも知れないけど、君の下着で自慰してるから…
と言って…ズボン下げ、下着を見せたら、お母さんが、
可哀想に…しゃぶってあげますからと言って…フェラしてくれたんだ…。
それから病み付きになって…。俺は、聞いている内に、股間が痛い程勃起し、ティーバックの小さい恥布は濡れ始めていた。