母さんと大学生の兄貴はいつも口げんかばかりしてる印象がありました。
それがちょっと、最近変わったなって思ってたんです。
具体的にどうと言うんじゃなく、なんとなくでしたけど・・・
そんなある日の事でした。
風邪気味で熱が少しあったんだけど、無理して学校にいったのが間違いで、きぶんがわるくな理想大して、家に帰りました。
母さんがいるはずなのにチャイムを押しても出てこないので「買い物かな・・・」って思いながら鍵で開けて入りました。
2階の自分の部屋に行こうと階段を上がろうとすると、女性らしき喘ぎ声が漏れて聞こえました。
「えっ・・・兄貴、彼女連れ込んでるのかよ」なんて思いながらそっと上がっていきました。
ドアが少し開いてたんで、好奇心でそっと覗いた僕はその光景に危うく声を出しそうになりました。
兄貴のベッドの上で後ろから突かれてるのは母さんでした。
荒い息をしながら喘いでる顔は、日頃の母さんと違い凄く妖艶な感じでした。
釘付けになってみてると、いろいろと体位を代えて兄貴が母親を攻めていました。
その様子がスムーズな感じで、「結構二人でしてるんだ」と思いました。
でも兄貴の上に乗って自分から腰振ってる母を見ると正直自分もやりたいって思いました。
今までそんなこと考えもしませんでしたけどね。
見つからないようにそっと階段下りて自宅を出ました。
暫く公園にいて、電話をかけて家に戻ると兄貴はもういなくて、いつもの優しい顔の母が心配そうな顔で迎えてくれました。