親の性行為目撃談

母は放心状態で家に戻った。私は絶望的な気分だった。淫を貪った母の顔は蒼
白く見えた。後悔の念と罪の意識に苛まれていたと思われる母の様子は暗く沈
んでいた。許される筈のない背徳の性行為。肉欲を剥き出しにされた母は、あ
ろう事か、あられもない姿を撮影されたのだ。おそらく母は、自身を「恥知ら
ず」と責め苛んだと思われる。
その日の母は、体調不良を理由にして部屋に籠もってしまった。母は、暗く
なっても部屋を出なかった。

母が感じていた性的快感と興奮は、母の人格をも奪ってしまった。勝谷に教え
られた快楽は、それ程までに強烈だったのか。母の体内で潜在的に宿っていた
肉欲は剥き出しにされて、母は勝谷の肉棒に狂った。淫らな肉欲の虜になった
母は、その日を境に変わってしまった。

勝谷の仕打ちは残酷だった。勝谷は母の肉欲を極限まで飢えさせた。この日か
ら暫くの間、勝谷は家を留守にしたのである。母は勝谷に放置されてしまっ
た。

勝谷に逢えない間に、母の体内で欲望は膨れあがった。どんなに振り払おうと
しても湧いてくる執拗な欲求に、母は苦悶した。そして母は自慰に耽った。日
に何度も自慰をした母は、その事により顔付きすら変えてしまった。

母の顔には、はっきりと淫相が張り付いていた。隠しようもなく卑猥な目付き
をした母は、夜も日も無く自慰に耽った。先程まで淫液まみれだった母の白い
指。その指で果物を剥いて父に食べさせる母を見た時、私は絶望的な気分に
なった。同じ指が勝谷の勃起を扱いた事を思いだして、私は辛い気分になっ
た。

強烈な性行為を覗いた事は、私の意識にも変化をもたらした。当時は中学生
だった私には、それは刺激が強すぎた。そして、その日以来、私の母を見る目
が変わってしまった。一人の女として見ると、母は性的魅力に溢れていた。勝
谷に貫かれて泣き狂う母の姿は、思い出す度に私を興奮させた。

恥ずかしい事だと思いつつも、私もまた自慰の誘惑に勝てなかった。無意識の
内に母の腰回りに視線を這わせている自分に気が付いたり、ソファーに座る母
の股間を覗いたり、洗濯機から母の下着を取り出して、その部分の染みを見て
はオナニーをした。私は、午睡する母に接近してスカートを捲って、その部分
を撫でた事さえあった。

不貞行為を働いた母に、私は嫌悪を感じていた。しかし、母の性行為を見たい
という衝動も否定できず、それ故に私は、母に辛く当たる気にはなれなかっ
た。

私の衝動的な性行動は、忽ちの内に母に知られてしまう。私の視線を感じた母
は、開いていた膝を慌てて閉じる事も度々だった。しかし母は私に注意する事
もなく、何事も無かった如く過ごしていた。

母の性欲は底知れず深かった。そして、私の性衝動も押さえが効かなかった。
母は自慰に耽り、私は母を視姦した。見られた事に気付いた母は、それでも行
為を止められなかった。そして母は、いつの間にか「その事」に慣れてしまっ
た。そして母は、最後まで気付いていない振りを装った。

寝ても覚めても母が思うのは、勝谷の肉棒だったに違いない。凶暴に反り返っ
た勝谷の陰茎を、母は忘れられなかった。

勝谷の勃起は母の下腹を深く抉り、ドクドクと精液を吐き出した。子宮口すら
突いたであろう強烈な勃起。快感に耐えきれず、母は絶叫した。母は全身を反
らせて快感を味わった。腰を震わせて、制御不能な痙攣に襲われた母。勝谷に
射精された時、母は快感に泣き狂った。そして母は、犯され女の嗜虐的な快楽
を知ってしう。母は、無惨な淫乱地獄に嵌ってしまった。かくして母は、貞女
の仮面を剥ぎ取られ、肉欲の虜になった。