両親が営んでいるところは見たことありませんが
母の喘ぎ声はよく聞いていました。
それが、性行為によるものだと知ったのは中学生になってからでした。
どうして分かったというと、その声が聞えた翌日、ゴミ箱に捨ててあった
ティッシュの塊に、使用済みの避妊具を発見したからです。
母の喘ぎはけっして激しくはありませんでした。
ウチは気密性が低く、狭かったので両親が営んでいる場所と私が寝ている場所
は、襖一枚だけのうえ、天井部には大きな欄間が切ってありました。
私にバレないようにテレビの音を流しながら声を我慢していたんだと思いま
す。
でも、いくら我慢してもそんな状況なので、手にとるように気配が伝わってき
ます。
始めのうちは、吐息を漏らす程度です。
避妊具の袋を破る音が聞えてから激しくなります。とは言っても
「はぁはぁ」・・・無言・・・「はぁはぁ」が続きます。次の段階で
「はっ、はっ、はっ」・・・無言・・・「はっ、はっ、はっ」になります。
大抵、これで終わりますがたまに、母から女に変わるのか
「ええ、ええわ、ええわ。」「あかん、あかん。そこあかんて」と関西弁で
淫語を口走ることもありました。