事がこの期に及んで、諏訪もまた冷静さを失っていた。諏訪は凄まじい形相で
母を突き続けた。「先生~出てるわよ~出てるわよ~」「諏訪の射精を感じた
母が歓喜の声を発した。しかし。諏訪は動きを止めなかった。諏訪は行為を止
められなかった。それ程までに母の姿は猥褻だった。「気持ちいい~気持ちい
い~」と、母は男を煽る言葉を叫び続ける。「先生~気持ちいいょ~もっと
やって~もっともっと~」と母が言うと「いいお母さんだ・凄いぞ・典美のオ
マンコ気持ちいいぞ」「凄い・汁が多いぞ・凄い締め付けだ」と諏訪が叫ぶ。
「おぉ~ドスケベ~淫乱女だ 奥様は娼婦よりいやらしいぞ」
私は激しく興奮した。私は無謀にも身を乗り出してしまった。そして、私の姿
は母に見られてしまった。
驚いた事に、それでも母は性行為をやめなかった。私達は互いに気付かぬふり
をした。それは、いつもの「自慰覗き」と同じ状態になった。思えば私は、想
像の中で、何度も母を他人に犯させていた。他人の肉棒で絶頂する母を想像し
ては自慰に耽っていた。そして今、目の前で母が男と行為している。
おそらくは咄嗟の判断の中で母は覚悟したに違いない。既に母は、何度も自慰
を私に覗かせていた。ある時期からは、母はあからさまに自慰を見せていた。
勉強に疲れて居間に戻ると、母は挑発するような目つきで私を見ると、尻を振
りながら自室に向かった。そして、母の吐息が漏れる部屋は、入り口の襖が僅
かに開いているのが常だった。思えば、母は自らの自慰で私の性処理をしてい
たのである。そして、それはすべてが受験のためだった。
世間には受験生の息子に手で性処理をする母親も居るという。さすがにそこま
での事を母はしなかったが、自慰覗きは母の私への性サービスだった。
母は、未だ衰えぬ自身の色香を自覚していて、それが若い男をも興奮させる事
を知っていた。だから母は、息子の性欲を自身に向けさせて、息子にある程度
の快楽を与えさえすれば、息子が外で間違いを犯す事は無いだろうと思ったに
違いない。しかし・・・類い希な母の性的魅力は、他の男をも誘惑して止まな
い事を、母は自覚しなかった。そんな母の隙を突いて、諏訪は巧みに母を誘惑
したのである。
母は、淫らな自慰を覗かせる事で自分の欲望も満たしていた。母は、覗かれた
い女だった。股間を弄って悶絶する姿を息子に覗かせて母は絶頂した。猥褻極
まりない母の姿を覗いて自慰をする私。それを知らぬは父ばかりだった。そし
て、ついには他人に犯される母を私は見たのである。
諏訪の太い勃起に突かれて泣き狂う母の姿は、何度も想像した母の淫姿だっ
た。「ゆるしてぇ~お母さん気持ちいいの~お母さん気持ちいいの~」「先生
~やって~もっとやって~おまんこ~」「気持ちいいょ~おまんこ気持ちいい
~おまんこ気持ちいい~」
母は、「おまんこ」の連呼が、どれ程に男を興奮させるのかを知っていた。そ
して、その言葉は母自身の淫欲を煽り立てた。母が「おまんこ」と叫ぶのは、
相手を興奮させたくて言うのではなくて、母自身が淫乱になる為のキーワード
だった。そして、恥ずかしい猥褻語は、母のような楚々とした夫人が口にする
からこそ、それを聞く男を興奮させるのである。
母の上にのしかかった諏訪の腰は、母の陰部を押しつぶすように動き続けた。
筋肉質で大柄な諏訪に抱かれた母は、嵐に翻弄される小舟のように快楽の波間
を揺れ続けた。諏訪が母の片膝を担いで腰を進めると、二人の股間は僅かの隙
間もなく密着した。諏訪は内股で母の太股を挟みつける体位で腰を揺らした。
そして、母は泣き続けた。諏訪の腕の中で母の肉体は抑制不能な痙攣を繰り返
した。「やって~もっとやって~いれて~もっといれて~」「もっと~もっと
もっと~もっとやって~あぁ~っ 凄いょ~気持ちいいょ~」と、母は勃起を
根本まで入れられて叫び続けた。
やがて行為が佳境になると、母の肉体は連続した痙攣を見せ始めた。母の顔は
これ以上ないくらいに充血していた。快楽に歪んだ母の顔は淫の形相を強め
て、業の深さを剥き出しにしていた。母は既に過呼吸状態で、いつ失神しても
不思議ではない状態だった。しかし、驚いた事に、そのような状態にも関わら
ず、母の肉体は快楽を求めた顫動が止まらなかった。男に貫かれてクネクネと
肉体を動かす姿は卑猥の局地だった。
「凄い・初めてだ・こんな女・典美はドスケベだ」「なんていう女だ・凄い身
体だ・こんな女初めてだ」「おぉー凄い オマンコ吸い付いてるぞ・凄いぞ・
気持ちいいぞ・気持ちいいぞ」
「私もよ~凄いわょ~もうやめられないょ~もっとおまんこ~もっとょ~もっ
と~ もっと~ もっと~~~」「突いてるわょ~届いてるわょ~気持ちいぃ
~気持ちいぃ~」「言って~いやらしいこと言って~スケベなこと言って~虐
めて~恥ずかしいこと言ってょ~虐めて~~」
やがて、諏訪の腰は動きを速めた「あぁっ~あぁっ~あぁっあぁっ~」と、母
の声は腰の動きに合わせて短く発せられた。やがて「おぉー」という雄叫びと
共に、諏訪は母の肉体をきつく抱きしめた。母の背中は激しく仰け反った。二
人の股間は、痛いのではないかと思うくらいに強く押しつけられた。諏訪の腰
がヒクヒクと痙攣する。その様子は、諏訪が母の体内に射精した事を私に見せ
ていた。
諏訪の腰に絡まった母の太股は、それでも相手を離さなかった。母は諏訪の背
中を強く両手で締め付けると、強烈な勢いで腰を振り始めた。やがて男が回復
すると、再び母の股は大きく開かれた。股間には諏訪の勃起が深く食い込んで
いた。
耳を覆いたくなるような母の嬌声は延々と続いた。絡み合った二人は精魂果て
るまで行為を続けた。どれだけの射精が母の体内に浴びせられたか、私に想像
すら出来ない。ただ一つ分かった事は、もう母は諏訪先生と離れられないとい
う事実だった。