その日の夜中、自室にこもって丹念に見る。もちろん妻には見せられない。丹念にゆっくり見て
みる。何かとても懐かしい感じがする。写っているのが知っている人間だということも勿論ある
が、いわゆるその頃の普通の風景の中で普通の体形をした素人どうしがオマンコしていることに親
しみを感じてしまうのである。うっとりと目をつむって小陰唇をいぢられている母、上げている片
足はお世辞にも長くないけどそれがまた可愛い新妻らしさを演出している。父にのしかかられ、股
を開かせられたオマンコの真ん中に勃起した陰茎が挿入され、陰嚢がぶらさがっている。そしての
しかかった父の首筋には五円玉大のハゲがある。父は母の両脇に両手をつき、まさに入れたり出し
たりこすったりの最中なのだ。このころはまだ父の云うまま営んでいたウブな新妻だったのだ。
要するに写真からは当時の生活がにおってくるのだ。なんだかガキのころを思い出してしまった。
続いてAさんの奥さんが股間を開いている写真を堪能する。奥さんは母より十歳年上だったから写
真に撮られた時は三十二前後だったと思う。身長、体形とも母と同じくらいだが目鼻立ちのくっき
りした少し色黒の美人だった、写真で見ると眉が濃く、オマンコも母と違いみっしりと膣のまわり
まで恥毛に覆われている。度胸の据わった?表情でこちらをみつめている。母とは存在感がちがう
と言うか、、、、、、
はぁ~よくもこんなに撮ったものだ。たぶん当時はまだ世の中が貧しく愉しみと言えば酒か、その
くらいしか愉しみが無かったのだろう。父は写真機を手に入れてもっとも愛しいもの、愛してやま
ないもの、愛する妻の最も愛しい部分を表現したかったのだ。愛しい妻とのありとあらゆる交わり
を永遠のものとするべく、Aさんに頼んで撮らせたのだろう。
父が母の腹の上で伸び上がり、思いっきり腰を母のオマンコにすりつけ、目をつむり放心している
一枚があった。これなぞはたぶん射精の瞬間ではないだろうか、股間の奥から押し寄せる津波のよ
うな精液のほとばしりに気を遠くして男の至福の瞬間を味わっている父の顔がそこにあった。