翌日になっても、私の発熱は治まらなかった。それでも昨日よりは熱が下がっ
て、眩暈を感じる程ではなかった。そして、夜になった。
昨夜の事があったので、私は隣に寝ている母の様子が気になった。折りから季
節は初夏なので、母は薄い掛け布団一枚で寝ていた。明かりを消した暗闇の中
で、母の掛け布団が緩やかに上下する様を見た。そして、少しだけ安心した。
しかし、すぐに母の様子に異変が現れる。「はぁ~っ」と溜息を漏らした母
は、胸の上に置いた手を下に伸ばした。何度も部屋の扉に視線を向ける母。入
り口の扉がスルスルと開くと、母は私の様子を伺う素振りを見せた。やがて母
は仰向けに寝たまま、そっと瞼を閉じてしまう。
這うようにして母の下半身に接近した下宿人。男は、ほんの一瞬だけ私の方を
見ると、母の下半身に手を潜り込ませる。その時の母が見せた微笑。それは、
蕩けるように甘美な表情だった。「うっふ~ん あぁ~ん」と、甘えるような
声を漏らす母。
「あぁ~ん あぁ~ん」と、連続して声を漏らす母。やがて母は、両股を開き
加減にして顔をこちらに向けた。その時の母の表情。それは、得も言われぬ陶
然とした顔だった。蕩けるような快感を味わっていたに違いない母の顔は、だ
らしなく口を開いて、目尻は下がっていた。漏れ聞こえる母の吐息が喘ぎ始め
ると、母は身を捩るような動作を繰り返した。
「うっふ~ん あぁ~ん」と、母は湿り気のある吐息を漏らす。やがて母は、
下半身をくねらす動作を連続して見せ始める。その間にも母は「うぅ~ん
あぁ~ん」と声を出し続けた。
男の方を見ると、下宿人は母の布団に手を入れたまま、母の下半身に何かをし
いる。しかし、男の手が入った先は、布団に隠れて見えなかった。
やがて母は、顎を持ち上げるような感じで顔を後ろに仰け反らせる。母の顔
は、昨夜「般若の面のようだ」と感じた「あの顔」になった。眉根の縦皺を深
くして、顔全体を激しく充血させた母は、とても怖い顔に見えた。その顔は、
苦痛に耐えるかのように顰められ、次の瞬間には、言い様もない程に快美な笑
みを見せる。そして、男が母の布団を剥ぎ取った時、母の表情は狂喜した。
布団を剥ぎ取られた母は、昨夜のように、既にショーツは下ろされている。
「いやっ~あぁ~」男の手が股間に伸びると、母は狂乱した。脚の合わせ目で
男の指が動く。豊かな内股をそろりそろりと撫でる男の手。母は、閉じていた
股間を徐々に開いて、感覚の中心に男の指を誘い込もうとする。しかし、男の
指は母の「その部分」に触れたかと思うと、すぐに離れてしまう。それは、巧
みな誘惑だった。「いじわる~いじわる~」と、母は切なそうに声を出す。そ
して遂に母は泣き声を出してしまった。
見ると、既に母の裸身はピンク色に染まっている。男の手が下半身を離れて母
の乳房に触れると、その手は豊かに盛り上がった乳房をリズミカルに揉み始め
た。揉まれる度に「あぁぁぁ~あぁ~っ」と、母は声を出して、背中を浮かせ
て胸を大きく反らせた。母の乳首が勃起してせり出すと、男はそれを摘んで、
捩るように刺激した。「あぁぁぁ~っ」、母は震え声を出して、さらに胸を持
ち上げる。せり出した乳首を男の指が弾くと、母は悲鳴に似た声を出して悶え
た。「ひぇ~っ あぁ~っ」と、母は声を出し続ける。大きな乳輪に黒い毛が
ちょろり生えた母の乳房は、圧倒的はボリュームである。その乳房は、男に揉
まれる度に形を歪めた。乳房から男の手が離れると、指の痕が赤く残った。
やがて男の手は母の腹部に下りて、脇腹を摩るような動きを見せる。その間に
も、男は母の乳首を唇で挟んで刺激する。母は乳首を激しく吸われて、胸を強
く悶えさせた。
「すげえ・すげえ身体だ なんてスケベなんだ」「おぉ~堪らないぞ~女は40
からと言うのは本当だ」「このスケベ女・今日も待ってたんだろ・奥さんはド
スケベだ」と男が言う。母は、それには答えずに、全身を震わせて泣き崩れ
た。
「スケベ女め・したくてしょうがないんだろ・」と、男は母を辱める。男の手
は、僅かに段が付き始めた母の腹部、その柔肉を揉み始める。母の口から「う
~っ うぅ~ん」と、唸るような声が漏れ始める。時折腹部をヒクヒクと痙攣
させた母は、顔を左右に振って快感に耐えていた。「ほ~ら 奥様 気持ちい
いですか? 気持ちいいですか?」「奥さんは知ってたんだろ・・俺が覗いてる
事を知ってたんだろ わざと見せてたんだろ? このスケベ女め」「俺が覗く
と、布団を蹴飛ばして大きく股を開いたじゃないか。奥様は見られたかったの
さ」
「俺は気が付いてたんだ。芳枝さんは、せんずりしてる俺のチンコを見てたん
だ。奥様は、こちらにオマンコ向けて自慰したじゃないか」
母を辱める言葉は更に続いた。そして、遂に母は本音を言ってしまう。
「そうよ~私はいやらしい女よ~毎晩オナニーしてたわよ~」「あなたに覗か
れて、私は興奮したのよ。 我慢出来なくなって 毎晩あなたが覗くのを待ち
わびていたわ」と、母は遂に告白してしまった。
「あなたに覗かれて、最初は恥ずかしかったわ。見られてると分かった時、息
が止まりそうな位に驚いたわ」「でも、私はやめられなかった。その内に、見
られる事で私は興奮したのよ」「あなたの性器は、いつも私の方を向いてい
た。先端から精液が出てて、それを見た私は欲望を抑えきれなかった。だか
ら、毎晩のように、私はあなたが来るのを待っていた。でも、あなたは私の部
屋に入らなかったのよ。だから私は、あなたを誘惑しようとして、いやらしい
事をしたの。あなたの言うとおりで、私はあなたに向けて大股を開いたわ。い
やらしい部分を見せつけたわよ。卑猥な事も言ったわよ。したくてしたくて、
私は辛かった」そこまで言うと母は、男の手を取って、自らの股間に導いた。
そして、母は男に哀願した。「やってよ~もう私、苦しいわよ」
しかし、男は母に更なる告白を要求した。そして、母は再び告白を始めた。
「言うわょ~もう何でも言うわょ~」「あなたが入ってきた時、私は興奮で気
が狂いそうになったわ」「これだけは言うけど、私はこんな女じゃなかった
わ。あなたが私を、こんな女にしたのよ。あなたに覗かれる前は、私は普通の
主婦だった。でも・・・私は後悔してない」「あなたとするまでは、私はこん
なにも感じなかった。気絶するまで突かれた事なんか無かった。あぁ~もう
いゃ~やってょ~」「チンコ入れてょ~やって~っ 入れてょ~」
正直に言うと、私は母の告白を全て覚えている訳ではない。いかんせん、当時
の私は小学生だった。だから、この内容は、多分に想像と脚色が入り込んでい
る。しかし、この時に母は上記の内容を言ったと私は思っている。
「凄い・・なんてスケベなんだ 上品な振る舞いをしている奥様が 仮面を
取ったら淫乱女じゃないか。さあ、やってくれ・・舐めてくれ」と下宿人が言
うと、母は血走った目をして半身を起こした。そして、男の勃起を口に含ん
だ。
「うく~っ」いう声を漏らした母は、男性器の根元を握って勃起の先端に吸い
縋った。やがて、緩やかに口元を前後に滑らせた母は、陶然とした顔で行為を
続けた。一度男性器から口を離した母は「ふぅ~」と息を吐くと、硬く勃起し
て脈打つ陰茎を、深く腔内に飲み込んだ。母はきつく目を閉じて、眉間に皺を
寄せて、顔を真っ赤にして行為を続ける。母が陰茎から口を離すと、陰茎の先
端から粘液が糸を引く。そして母は、再び男性器を喉元まで吸い込んでしまっ
た。母の口からは「うぐ~っ うぐ~っ」と音が漏れる。母は、湿った唾液の
音を漏らしながら、一心不乱に顔を振り続けた。
母の顔は凄まじい形相だった。眉間の皺は深く刻まれて、こめかみには静脈の
青筋が見えていた。そして、母の顔は充血で真っ赤だった。胸元には汗が浮い
ていて、男性器を咥えた母が顔を前後に動かす度に、豊満な乳房がプルプルと
震えた。母はきつく瞳を閉じて。無我夢中で男性器をしゃぶっていた。
やがて母の顔に、得も言われぬ恍惚の微笑みが宿り始めると、男は堪らずに腰
をくねらせた。そして、快感の言葉を口にした。「おぉ~凄いぞ 気持ちいい
気持ちいい」「このスケベ女~もっとしゃぶれ 上品な奥様に舐められるの
は最高だ」「おぉぉ~いいぞいいぞ~気持ちいい気持ちいい」と、男は振るえ
る声で快感を訴える。やがて男は「うぅ~っ という呻きとともに、腰を激し
く前に突き出した。その時母は、むせるような声を出して、大きく目を見開い
た。そして母は、ドクドクと脈打つ男性器を更にくわえ込むと、何かを飲み込
むような仕草をしたのである。
やがて、母は男性器から口を離すと、太股を開いて仰向けに倒れ込む。「やっ
て~舐めてょ~私のを舐めてょ~」と母は夢中で男に懇願する。「舐めてっ
て・何を舐めて欲しいんだ・言えよ」と男が母に言うと「おまんこょ~おまん
こ舐めて下さい」「やって~おまんこ舐めてょ~」と、母は泣きながら懇願し
た。
男の顔が母の股間に埋まると、母は性器を男の口に強く押しつけた。「あぁ
~っ いいっ きもちいいょ~」と、母は号泣した。母の身体は、右に左にの
たうち回る。腰をヒクヒクと痙攣させた母は、両手で宙を掴むような動作をす
る。母の腰が狂ったように動くので、下宿人の男は、両手で母の下半身を押さ
えつけようとした。しかし、母の腰はあまりに不規則な動きをするので、男の
顔は母の股間から離れてしまった。
やがて、男は自らの男性器を母の陰部に押し当てて、それを深く挿入した。
最初に腰を動かしたのは母だった。母は号泣しながら腰を煽った。そして、快
感にのたうち回る母の身体は、不覚にも私に触れてしまう。驚いた母は、怯え
たような声を出した。「いゃ~見られてる~見られてるわょ~」と、母は絶叫
した。しかし、興奮しきった男は腰の動きを止めなかった。「いゃ~っ 見ら
れてる~見ちゃ駄目ょ~見ないでょ~」「いゃ~やめてょ~見ちゃ駄目ょ~」
「だめょ~見ちゃダメ~」母は夢中で私を抱き寄せた。そして、私の顔を胸に
押しつけた。しかし、その間にも男は、母を犯し続けた。そして母は、既に快
感に耐えられなくなっていた。
やがて母は、私を離して部屋の外に逃れた。下宿人は、全裸で逃げた母を追っ
た。そして、母と男は、キッチンの隅で再び合体する。壁に向かって立つ母
に、男は後ろから勃起を突き立てた。母は尻を後ろに突き出して、男の勃起を
受け入れた。「あぁ~っ きもちいい~きもちいいょ~」「もっとょ~もっと
もっと~」「おまんこきもちいい~凄いょ~きもちいいょ~」と、母は泣き叫
けぶ。母は狂乱して尻を蠢かせる。男は、母の尻に腰を叩きつける動き続け
た。
やがて母の身体が反転すると、母は、立ちすくむ私の姿を目撃する。しかし母
は、私から顔を背けて行為を続けてしまった。そして男は、子の前で母を犯す
という異常な行為に興奮して、凶暴な腰の動きを止められなくなっていた。
「だめ~あっちに行ってょ~見ないでょ~」と、母が必死で叫んでいる。しか
し、男は母を離さない。母もまた、腰の動きを止める事が出来ない。そして、
母は再び卑猥な言葉を口にした。母の顔は激しく充血して真っ赤である。そし
て、その顔は快感に歪んでいた。母の身体は全身が汗にまみれだった。
やがて、男は腰の動きを極限まで加速させた、そして「あぁぁ~う~っ」とい
う叫びとともに、腰を強く突き立てた。そして・一気に挿入した性器を抜き
取った。母の分厚い尻の破れ目から、白い液体がポタポタと床に落ちるのを、
私は目撃したのだった。