私の兄弟は二歳上の姉、わたし、そして五歳離れた妹である。詳しくは姉が生まれてから一年と十ヶ月後に私が生まれ、五年後
の妹が生まれている。母は二十で七つ上の父と結婚し、一年半後に姉を出産している。
ということは、初夜から少なくとも私を母に種付けするまで避妊具は使っていなかった、そしてひょっとすると五年後に妹が生
まれるまで八年か九年間、父は避妊のことを気にせず生で自由奔放に母の腹の上に乗り、ハメハメして精液を母のオマンコに垂
れ流していたんだなあと想像してしまう。
今と違ってその頃はまだまだ男尊女卑の頃だったから、おざなりの前戯の後、男が女の腹の上に乗り、勢いにまかせ、モノをね
じ込み、衝動にまかせ射精を行なっていたのだろうな。
私が親の夫婦生活に遭遇したのは中坊になりたての頃だったから、母も性交歴十五年のベテランの域に達していたから随分感じ
ていたようであった。初めは母が夜中にすすり泣いていたのを聞いて、本当に泣いているのかと思ったがすぐにヨガリ泣きと分
かった。ショックであった。
十七、八になって分かったのであるが、男はひたすら溜まる精液を女の股ぐらに吐き出さないと生きていられない生き物であり
そして結婚して分かったのであるが女は一度チンボの味を覚えるとチンボでこすってもらうことが愛情の表現であると思うよう
になる。