父が単身赴任で地方に行っていて月に二回ほどしか帰ってこないので、
46歳になる母は寂しさを紛らわせるの住宅会社の事務をパートでしていま
す。
専業主婦の時から歳より若く見られていたのが、働きに出るようになってか
ら一段と若返ったのは息子の私でも認めざるおえません。
職場での受けがいいのか飲み会に再三誘われて、そんな日は帰りが午前に
なってからと言う事も多いのでした。
その日も私が寝る時間になっても母は帰って来ませんでしたが
『また飲みに行ってるのか』と気にもせずに寝てしまいました。
どのくらい寝たのか、喉が渇いて下に下りて行くと、酔った母がリビングの
ソファーで服を着たまま寝ていたのですが、少し短めのスカートが捲れて
黒いパンストから下着が覗いています。
『こんな所でどうしようもねぇな』
そう思い近づいてみると、その下着は大学生の私から見ても随分と派手な物
なのです。
それは黒いTバックで、局所を辛うじて隠す程度の物でした。
・・・・・母がこんな下着を穿くのか・・・・・何か自分の親に女を感じて
しまったのでした。
熟睡しているのを確かめて覗き込んでみると、そのTバックの中にティッシ
ュが挟まっています。
『途中で生理にでもなったのだろうか』違和感を感じながらも母に毛布を
掛けてやり部屋に戻ったのですが、さっきの光景が気になるのでした。
あくる日シャワーを浴びに下りて行くと、何時も通りに母は朝食の用意をし
ています。
「毛布を掛けてくれたのね。ありがとう。昨日は少し飲みすぎちゃった。」
「親父に知られたら怒られるぞ。」
「お父さんには内緒にしてね。」
そんな話をして浴室に入りましたが、ふと昨日の母の下着が気になり洗濯籠
を見てみると表には有りません。
探すと下の方に隠すように入っていました。
黒いパンストとTバックの下着。
手に取り見てみると股間の部分が濡れています。それは生理の物ではなく、
母の分泌物かと思いましたが臭いを嗅いでみると明らかに
違い男の精子のような臭いがしました。
『・・・・まさか、お袋・・・・』
あの時のティッシィは中出しされて漏れ出る精子を抑える為に挟んだのでし
ょうか。
何としても証拠を掴んでとっちめてやらなければと思うのでした。
しかし、私だって色々と時間に制約があります。
どうすれば確かな証拠を掴めるのか考えなければなりません。