少し前にオヤジの愉快な破廉恥を書いた。続報なんて大それたものじゃない
が、進展を少々記そうと思う。
実はオヤジが「今日、遅くなる」と言った日、じっとオヤジの会社の前で張
っていた(とにかくヒマなので)。夜7時少しまえ、なんと無防備にも二人
で並んで建物を出てきた。当然ながら横並びで話しながら。女の服装は、白
っぽいニットの上に同色のカーディガン。下は黒っぽいタイトなスカートだ
った。相変わらず胸が尖がっていたが、さすがにブラはしていたようだ。
そのまま二人は地下鉄に乗り、3つ先の駅で乗り換えた。その車内では混ん
でいたせいもあって密着状態。女はオヤジに顔をうずめ、オヤジは肩を抱い
ていた。絶対にオヤジに気付かれぬように上手くオヤジの背後につき、女を
見ると、すでに時折甘い吐息を漏らしていた。
銀座で下車。インド料理屋に入ったのを見届けて待機した。30分ぐらいで
二人が出てきた。すでに腕組み状態。不倫カップルが周囲に一番気遣う頃合
いなので注意して尾行。8丁目のMアーバンにチェックインするつもりだっ
たみたいだが、こちらに追い風。なぜか入れずに出てきた(後日に知ったが
学会で満室だったようだ)。
その時点で女はもう盛り状態。信号待ちにも背伸びしてオヤジにキスしてい
た。歩きながら女主導で新橋駅近くの首都高ガード下の路地へ。
やるな!
確信したので、落ち着いてゆっくり気付かれずによく見える場所へ移動し
た。それは、つまり真後ろである(笑)。雑居ビルの室外機に越し掛け、照
らす街燈の下で抱き合いながらキスする二人。後ろにスーペースがたっぷり
あったのだ。しかもこちらは真っ暗。距離にして50cmぐらいだから、吐
息から何から全部聞こえた。やはり中年の不倫カップルは体を貪りあうよ
り、まずはキスなのだろう。10分以上、抱き合いながらクチヅケを交わし
ていた。
飽きてきた頃、女がニットを脱がずにブラを外した。それを仕舞うでもなく
無造作に投げ捨てた。幸いに私の足元に。そっと拾上げてタグのサイズの見
ると「G-75」。見た目通りだった。
例によってオヤジは女の乳首をニットの上から攻めていた。
「う、うぅ~ん……、イヤ! はぅっ」
「今日、亭主と給湯室の裏で何かしてたろ!」
「えっ 何が? ……。 あぁ~、んっ」
「アルバイトが見てたらしいゾ♪ 声が聞こえたって」
「だって、んっ、んっ、興奮しちゃってぇ~」
「今も誰か見てるかも知れないぞ」(思わずドキっとした)
「ぃやぁ、恥ずかしい……。ふあ~、あっ」
いつの間にかオヤジは女の下半身を攻めていた。手マンだ。
ひとのエッチをこんな至近距離で見るのは初めてだったから
正直言ってびびった。
そのうちに女はパンツを脱いで、室外機に座ったオヤジと合体。声も凄かっ
たが、合間の吐息に女の色香を感じた。そこで、悪戯を思い付いた。
かなり意地悪だが、いいところでオヤジの携帯に電話を入れた。
挿入姿勢のままオヤジは「ハイ!」
私は小声で「あっ、ちょっと待って。ゴメン」と告げた。
携帯を耳にあてたまま、オヤジはしばらくると腰を動かし始めた。
女は気遣いからか、声を手のひらで抑えている。
こっちはもう会話なんてする気はないのだが、オヤジは必死(?)
「もしもし、もしもしっ」
そこで、退路を再確認のうえで勝負!
はまったままの女の巨乳を触るという行為に出た。
後ろからそっと乳首を中心にサワサワしたのだ。
女は最初、状況から考えられないのに感じた声を出しが、「えっ? え
っ?」と声を出すが、騒ぐとオヤジの電話に聞こえてしまうので大人しくし
ている。何しろ電話に週注意しているオヤジだが腰を動かしていて、快感を
中断して状況を伝える気にはならないようだ。よけいに声が大きくなるのと
あわせて、長く伸びた硬い乳首と、羽毛布団のような柔らから乳房を堪能し
た。
私の電話のせいだろうが、今日もオヤジは不発(笑)。
そして、今、オヤジの会社の同僚たち(女も含む)がウチに泊まっているの
だが、女は別の男といい雰囲気でソファーで語らっている。誰とでもやる女
なのか、それともカムフラージュなのか。オヤジが高鼾で夢の中。
駄文で恐縮です。進展があればまた書きます。