わたしは物心ついたときから父親の顔を知らず母一人子一人で育ちました。
その頃母は昼はパートで働き、夜はスナック勤めをしていました。
小学校5年生の夏の日、学校が振替で半日休みになって家に帰ると、寝室の
ベッドで母がわたしの見知らぬ男に組敷かれて、半裸のあられもない姿で悶
えていました。小柄ですが肉付きのいい母の白い太腿が男の尻に巻きついて
初めて聞く母の呻き声でした。
子供なりの知識で男と女のセックスのことは漠然と知っていましたし、母が
快楽にふけって狂喜の状態にあることがわかりました。
その時のわたしは、見てはいけないものを見た恐ろしさに足が震えながら、
母に対する強い嫉妬を覚えました。
自分も母と同じように強い男に抱かれ、貫かれて快楽の世界を見たいと思っ
たのです。
その夜母の下着を身につけて、昼間見た母の成熟した女の身体を思いながら
初めてのオナニーをしました。
やがてわたしが女装への道を辿ったのは自然の流れのようなものでした。
24才になったわたしは今も映画館や深夜の公園で見知らぬ男に身体を弄ばれ
抱かれながら、あの日の母の肢体を思い浮かべ快楽の頂点を迎えています。