常務に従いホテルの部屋に入った時には、親父を裏切るとの思いで罪悪感に襲われたとの事。
緊張する、おふくろに常務は薄い水割りを作ってくれ、一気に飲み干したが緊張は解れない中で常務を受け入れたらしい。
最初の時は緊張のままで終わり、そんな恥じ入るばかりの、おふくろを常務は、いたく気に入って、それからは週に二度ぐらいのペースで誘いを受け、その度に…断らなきゃ…と思いつつも、受け入れてしまったとの事。
幾度目かの情事の時から、おふくろは常務の愛撫に快感を覚え始め次第に身体は常務を求めて行く様に成ってしまったらしい。
「もう良いでしょう」
おふくろは告白に堪えきれ無くなったかの様に凍えた声で言う。
「あの人の事を愛してるの」
おふくろは俯きながら顔を横に振る。
「愛しては居ないんだ」
「もう止めて、あんたに知られてしまった事だから、ここまで話したんだから、もう良いでしょう」
「だって気に成るだろう他人なら、どうでも良いけど、おふくろだよ」
「私にどうしろって言うの…お父さんに言う?」
「いゃ、言わないよ不味いだろう、こんな事を言っちゃ」
その言葉で少し安心したのか、おふくろは顔をあげ、こっちを見る。
「じゃ私は、あんたに何をすれば良いの」
「知ってしまったんだから、もっと詳しく教えて」
「そんな、もうこれで堪忍してよ、これ以上は話したくない」
今までは母親としか思ってなかった、おふくろが一人の女に見え、パジャマ替わりのジャージの中で痛い位に勃起をしてしまう。
今にも、おふくろに襲いかかりたい衝動に駈られながらも必死に堪えた。
「今でも週に二度ぐらいで逢ってるのかな」
「最初の頃だけで今は、そんなに逢ってない」
「じゃ昨夜は久しぶりだったのかな」
おふくろは小さく頷く
「あんな風に車の中でも逢った時には、やってるのかな」
時間が無い時には、昼間でも地下駐車場や人の気配の無い場所に車を停め常務を満足させてるらしい。
年齢的にも常務が一方的に、おふくろを責めるのは体力に限界があり、おふくろが奉仕をする事が多く成って、おふくろが責め続けられるのは月に一度有るかどうか、とも話した。
「親父とは」
「もう何年もないわ」
おふくろの視線が向かい合う俺の勃起した下半身に落ちる。