母は大きくて凶暴な障身障者の陰茎から顔を背けている。母の手は、射精を急
がせるかのように激しく上下している。「淑江先生・淑江先生・・嬉しいで
す・嬉しいです」男が、感極まった声で母に感謝の言葉を口にする。
「淑江先生・・素晴らしい・・先生は最高だ・・おおおおっ・・心地よい心地
よい」「凄い・・夢のようだ・・先生の手は気持ちいい」「おおおおー 凄い
凄い うっ おおおおー 出ちゃう出ちゃう センセー 出ちゃうよー」男は
悶絶しながら射精した。太い陰茎から精液がドクドクと溢れ出して、母はそれ
を掌で受け止めた。母は「ふぅー」と溜息を吐いた。
「性処理には、ほとんどの身障者が悩んでるんです」・・・・・!!
ティッシュで後処理をしている母に向かって、男は口を開いた。
「手が使えない仲間がイチバン悲惨です。しょうがないから性器を枕に擦りつ
けて処理している仲間も居るんです」「それどころか・男の仲間同士で手淫の
奉仕をする場合すら有るんです。そんな仲間の間で・淑江先生が一番人気なん
ですよ」
「淑江先生で射精してる仲間は大勢居ます。それに・淑江先生は気付かないだ
ろうけど・淑江先生は罪作りなんです」「淑江先生は・その体で・見せつける
ように尻を振りながら歩き回る。それで・みんな刺激されてしまう。まった
く・たまったもんじゃない」障害者の男はここまで話すと、母に驚くべき告白
を始めた。
「淑江先生・先生の写真は多数出回ってます・オナニー用の写真です」
驚いて顔色を変えた母に向かって、男は続けた。「女性ボランティアの写真は
多数有ります。その中で一番人気なのが淑江先生です」「先生が来た日の夜
は、そこいら中で仲間がオナニーしてる」「それもみんな・淑江先生のせいな
んです・淑江先生は罪作りだ」
身障者の男は、尊敬の念を込めて、母の事を「先生」と呼んでいた。教養も高
くてボランティア歴も長い母の事を、この身障者は心底から尊敬している様子
だった。姓ではなくて名前に先生を付けて呼ぶところが、この男の母への親近
感を表していた。
「淑江先生との事は・一生の思い出にします。申し訳ないので・もう私は来ま
せん」と身障者の男が母に言う。すると、母は耳を疑うような事を言った。
「いいのよ・また来てください。ただし・この事は誰にも言わないで下さい」
「秘密さえ守ってくれるなら・何度でもしてあげます」と母は言ったのであ
る。「そろそろ息子が帰ってくる時間です。今日はお帰り下さい」と母が言う
と、男は車椅子に向かって横這いで進み・そのまま部屋を出た。