両親と僕は、ある宗教団体に入ってます。
明るく社交的な母は支部の夫人部長をつとめています。
今年の春、「母と教祖のJR(ジュニア)がヤッテイル」との噂が耳に入っ
た。JRは去年大学を卒業し、支部に研修で来た時、母が指導をしていた。
いわゆる金持ちのバカ息子だが、皆、ちやほやしていた。
豊満美人の母には時々、こんな噂が出るので僕は気にしなかった。
盆前に支部で、母が部屋の掃除をし僕が隣の倉庫に居ると。本部から来た教
祖が入って来て「**さん。いつも息子がお世話になっています。いゃ~噂
通りに色っぽいですね~、息子が夢中になるのが分りますよ~」と母に話し
かける声が聞こえた。
「男が若い頃に、熟女の手解きを受けるは、大賛成です。しかしアイツは若
いから激しいでしょう?もし孕んでも私が面倒見ますから、思う存分そのナ
イスバディで楽しませてやって下さい。」と言い、部屋を出て行った。
母は聞こえたかも知れない僕に「大先生、誤解されっちゃって」と言った。
先日、団体が教祖の指示で支部の近くに「仮眠、休憩用」の名目で1Rマンシ
ョンを借りが、実は母とJRの「盛り場」である事は薄々気付いていた。
家具搬入の時、エレベータに入らないベットを、JRの命令で父と僕が階段
で運ばされた。汗だくでフラフラに成りながら運ぶ僕らの姿を、自分が女と
ヤリまくるベットをその夫と息子に運ばせるサディスティックな喜びでJR
はニヤニヤしながら見ていた。
「このベットはお前の夫と息子が汗だくになって運び込んだ」と、笑いなが
ら母を抱くのだろう。
JRに「はい、お疲れ~」と軽く言われ、「お役に立てて光栄です」と、噂
を知らず、頭を下げる父が間抜けに見えた。
新興宗教とはこんなもんだろうか?