夕食後お風呂に入っていると母も入ってきた。母と一緒にお風呂にはいるこ
とは時々あったので何も感じなかった。父と母は離婚していた。
いつも母が僕の身体を洗ってくれた。最初は背中を洗って、その後「こっち
むいて」と言って向き合いになって前も洗ってくれた。「ここはいつもきれ
いにしておくのよ」と言ってペニスも洗ってくれた。母の手は柔らかくて石
けんをつけて揉むので、ある年齢から僕のペニスは思い切り勃起するように
なった。でもそれは二人にとって特別なことではなくただ自然の成り行きに
過ぎなかった。その頃から母は僕のペニスの包皮を少しづつ剥くように根本
の方に引っ張った。そうされるとそこから快美感が発生し、時に背筋を貫く
エクスタシーを生んだ。僕は一瞬失神し母に抱き抱えられた。そうやって母
は少しずつ亀頭を剥いていってある日完全に剥けた。「最初は擦れると痛い
かも知れないけど我慢するのよ」と母は言った。そして母は亀頭を口に含ん
で舌の先で亀頭を嘗めたた。めくるめくような快美感が電光のように全身を
走り抜けぼくは射精した。その夜、僕と母は同じ布団で寐た。母が記念日だ
から一緒に寐ようと言ったのだ。母は「あなたは大人になったのよ」と言っ
た。
僕たちはキスをした。小さい頃から母と僕は時々キスをしていたので自然だ
った。そしてぼくは母の乳房を弄った。それも特別なことではなく時々して
いることだった。その日違っていたのは、僕が母の下腹部に触ろうとしたこ
とだった。母は拒まなかった。僕は生まれて初めて母の性器をまさぐり、そ
こがヌルヌル濡れていることを知った。そこを弄りながら僕は寐てしまい、
夜中に何かの気配を感じて目が覚めた。母の身体が小刻みに悶えるように動
きそして切迫したような息づかいがあった。部屋は暗くてよく見えなかった
が、後で思うとおそらく母の自慰行為だったと思う。