学校のクラブのバスケを終え、寒いところをクタクタに疲れて帰宅すると、
夕餉の支度が出来ていた。寒さと空腹とで食事をコタツの上に運び、温まり
ながら一人で皆より一足お先に食事を済ませた。腹が満たされ、体が温まる
と引きずられる様に眠くなり、そのままコタツで眠ってしまった。
何十分ぐらい眠ったのだろう。いつの間にか父が会社から帰って来て、隣の
台所のテーブルで食事している様子。何やら父母は小声でヒソヒソは話てい
る。俺の成績の事か?それとも新学校の話かと、寝たふりをして聞き耳を立
てた。
「ナア、一発やろうよ」「また?」「今日、何だか立ってつらいんだ」
「ダッテこの前、やったばかりでしょう」「ほれ、ズボンの上から触ってみ
ろ」「あらヤダ、ホントに硬くなってる。どうしたの?」「どうもこうもネ
エ、早くあっちに行こう」「めんどくさいな、もう!。この前したのに、
何時だったかしら、あれ」「いいから、早くっ!」
母は「うるさいなー」だのブツブツ言いながら、二人で寝室に向かった。
しばらくして、ホントにやるのか、ソーとその部屋に近づき障子に聞き耳を
立てた。母の声のみ・・「ホントすごく硬い。この前出したばっかりなの
に。どうしたの?ナンカいけないの見たの?」・・・「寒いから早く終わっ
てね!もう!」・・・「そんなとこ、いじらなくていいから早く出してしま
って」・・・「いじらないで!、そんなに指で掻き回しちゃイヤ
ッ!」・・・「ダメよ、そんなにしたら先にイッちゃうよ、もう」・・・・
「ダメッ!ホント!お願い入れて出してしまってよ!」・・・
「アアッ、良くなってきたわ。ねえ、ねえ、もっと突いて」・・・「モットよ
モットよ、モット・モット・モット!イ―ィ―ッ!!ウグググ・・・」・・
「ダメッ!まだイッちゃだめ!もう少しだからまだ出しちゃダメ!」・・・
「イクヨ、イキソウ。アア、イク・イク・イクたらッ!キテ―ッ!!」・・
おのウサン臭そうに文句言ってた母の変わりように俺はあきれた。
母も結構すけべだという事が分かった。何処の母もこんなものだろうか、と