家の母親は信じられないくらい天然です。
というか、発達障害だと思います。
50才になろうとしていながら未だに世の中の人に悪い人はいないとか言い切ります。
電車で痴漢に会っても『あら、何か用かしら?』干してあった下着を泥されても『着るものなくて困っている人がいるのね』という始末。
まるで幼稚園児の頭のまま大人になったような人で、特に性の事については全く無知で、どうやって俺が産まれたのか不思議なくらいです。
父親は単身赴任を10年以上続けていて今では二ヶ月に一度くらいしか帰ってきません。
おっとりし過ぎで何をしでかすか分からないような母親なのでほってはおけないんです。
洋服なんかは今でもフリルがついているような753衣装を好んで着てますしミニスカも履いているのが多いのです。
とにかく自分が可愛いと思うものを身につける為、下着も10代の小娘が着けるようなものばかりを平気で履いてます。
きっと他人がみたらキモッ!て言うでしょうね。
見た目は確かに年齢よりはだいぶ若くは見られていて、顔も笑い皺が少しでるくらいですし、生足も綺麗なほうだとは思います。
こんな母親のエピソードは数えきれないくらいあり、愕然とさせられたのは悪戯電話に真面目に応対しだした時でした。居間でテレビをみていた俺は母親が電話にでたとこを見ていました。『はい〇〇です。はい、そうです。はい…はい…、いいですよ。…いいえ、小さいです、…今日は黄色っぽいのです、…、いいえスカートです。』ここまで聞こえていて、ん?
なんか変な会話だなと思いましたがテレビを見続けてました。その後、母は『はい、…、いいえ、随分してませんよ…、主人は単身赴任ですから、…、はい…はい、いいえ、あ、はい、いいですよ、はい、あ、はい、ご苦労様でした。』と電話を切りました。
俺は誰から?と聞くと、母は〇〇のアンケート調査だってといいながら、洗い物の続きをしに台所にいきました。
そんなことがあってから二日目、俺が家に帰った時に母は電話をしていて『あ、はい、それじゃ次ですね、今度は何回ですか?はい、…はい、…、じゃ~言いますよ、オナニー、オナニー、オナニー、』と指折り数えながらゆっくりと言い放っていました。
え!?慌てた俺は母の目の前にいきましたが、母は俺を見てニコッとしながらも続けていました。
『あ、はい、30回ですね、はい、、、おまんこに入れて、おまんこに入れて、、』驚いた俺は電話をむしり取って切りました。母は、『あら、何するの?相手の人に悪いでしょ』と言い俺を睨みました。
俺は何してたんだ!?と睨み返すと母は『この前のアンケート調査の続きで、とっても助かるっていつも言われて感謝されるのよ!』と平然と答えてきます。
その電話のことを問い質すと、二日前の電話の後、俺が風呂に入っていた時にまた電話がきて、他では断られてしまうからお願いしますと言われて、15分くらい卑猥な言葉を続けていたそうだ。
翌日には二回、二日目のその日も二回目ですでに30分は言わされていたそうだ。何を言わされていたか聞くと、『おちんちん、おちんぽ、きんたま、おまんこ、セックス』など、単語ばかりだったみたいだが、さっきの電話から熟語や文章になってきていた。ここまで母が話していて、『ねぇ、〇〇ちゃんオナニーって何?』と聞いてきました。ア然とした俺は真顔の母に説明をしてから、なんで?と聞くと、さっき〇〇ちゃんが帰って来る前までずっと『あたしは毎日オナニーしてます』とか『あたしはオナニー大好きよ』とかばかり言うように言われてたから。だそうです。
『へぇ、そうなのか~、したことないから、気持ちいい仕方とか聞かれても分からないわよね』と笑っていました。
そんな母に呆れながら、とにかくこれは悪戯電話なんだから、相手にしないようにときつく言いましたが、『でも、アンケート調査なのよ!?答えてあげないと可哀相でしょ』と言う母に、再びきつく言っておきました。
それから一週間は過ぎていた日、テレビを見ていた俺に母が突然『ねぇ、〇〇ちゃん、クリトリスって何?あと、アナルって何?』と聞いてきました。
まさかいくらなんでもとは思いながら、答えると、『あー、やっぱりそっかぁ』と頷いていました。『それから、バイブとかローターって?』と聞くので、ネットで見つけてこれだよと教えてから、普通はこんなこと息子には聞かないんだよと言うと、だって分からないんだもの。と口を尖らせていました。
このあとにも展開がありまはしが、そのうちに書きます。