昔、終戦直後、僕が小学生の頃のことです。
復員してきた叔父や戦災を受けた東京の親戚の人や、祖父母と
両親と僕ら子供たちと我が家は12人の大家族で暮らしていました。
農家であった祖父母や両親は毎日田んぼや畑に出て働いていました。
夏休みのある日、僕は昆虫採集に裏山に出かけて行きました。
勝手知ったる我が家の畑のあるところに行きました。
そこに農機具置き場兼休憩所の小さな小屋がありました。
その脇を通り過ぎようとしたしたとき、小屋の中から
異様な物音と人声がしました。隙間からのぞいて見ました。
びっくり仰天、父と母が絡み合って重なって動いていました。
二人とも下半身がむき出しでした。仰向けになった母と
その上にのしかかって腰を激しく動かしている父。
二人の股間が密着していました。母の顔は苦痛にゆがんでいました。
やがてうめき声とともに動きが止まって二人は重なったまま
しばらくハアハアと荒い息づかいをしていました。
やがて父がのろのろと母の上から降りました。
なな、なんと父のあれが母の股間から引き抜かれてバナナ状でした。
母の股間の陰毛の真ん中の割れ目のピンク色のそこから
白い液体が流れ出ていました。母がそこを拭き、父のバナナ状の
ものを拭き、二人は衣服をつけました。
僕はあわててそこから離れました。後年考えたら、大家族のため
家で夫婦の営みができないため、あのようにしていたのだと
悟りました。