15~6年ぐらい前の話しです。
どちらかと言えば私は臆病者で友人の哲夫は気性が激しく、正反対の性格なのに気が合い、何もない時には何時も一緒に遊んでいた。
有る日に
「良雄、明日いいもん見せてやるから付き合え」
と言い出す。
当日に、私の家の納屋に哲夫と入る。
「良雄は、この上に登って隠れていろ」
哲夫に促され、言われるままに、ほこりだらけの物の陰に身を隠す。
「驚くぞ、でも声は出すなよ」
哲夫はニヤけた顔で言う。
間もなく納屋の戸が開く。
そこに現れたのは母親だった。
外を確かめるように見回すと母親は開けた戸を閉める。
「毎日は駄目って言ったじゃない」
母親は哲夫に向かい言う。
「今日は特別だよ」
「特別って何よ?」
「いゃ、何でもない、それより」
哲夫は母親に近づく。
その時の私は一瞬何が起きるのか理解出来ずに、ただ二人の様子に見入った。
でも直ぐに理解も出来た。
「困った子ね、でも直ぐに終わらせてね、長くは居れないから」
母親は哲夫を見ながらワンピースの裾を捲り下着を脱ぎ出した。
思わず声を漏らしそうに成った私は唇をきつく塞ぎ堪えた。
母親の様子を見ながら哲夫もジーパンとパンツを脱いで行く。
母親と哲夫の距離は無くなり、哲夫の手はワンピースの裾から中に入って行く。
「おばさん、もう濡れてるよ」
「馬鹿、知らないわよ、早く済ませて」
いつしか母親の手も哲夫の物を握っていた。
哲夫が母親の前に屈むと、母親は自分の手で裾を持ち上げる。
日焼けした腕とは違い真っ白な母親の下半身が露に成る。
哲夫の顔が立った母親の脚の間に埋まって行く。
母親は表情を歪め口を開き、微かに呻き声を漏らす。
余りにも生々しい光景に、私は言葉を失い、ただ見入ってしまっていた。
やがて哲夫は小さい箱の上に腰掛ける。
心得たかの様に母親は脚を開き座る哲夫の上に跨がって行く。
「あっ!あぁ~ぁ」
哲夫の上に跨がり腰を下ろした母親の口から声が出る。
母親の腰に手を回し母親を揺すり出す哲夫。
母親の表情はみるみる変わり、普段には決して見る事ない顔に成って行く。
「あぁ、いぃ~っ」
「おばさん、やはり俺のが良いんだ」
哲夫は自信有りげに言う。