親の性行為目撃談

母と担任教師・・
1・最初の誘惑・・
河合祐子は39歳の母親である。一人息子は市内の中学校に通っていた。息子の
生活面で悩んでいた祐子が
息子の担任教師の高島幸夫に相談するようになったのは、三ヶ月程前の事だっ
た。高島は祐子より若い。
はじめは祐子が学校に出向いていたのだが、最近は教師の方から祐子に連絡を
くれるようになっていた。
祐子には、教師の好意と熱心さが嬉しかった。息子の事での相談なので、息子
が居る自宅では具合が悪い。
その日の祐子と教師は、近くの神社境内で待ち合わせした。。最近の息子
は、相談の甲斐もあり、生活態度は安定している。なのに教師からの電話であ
る。祐子は「また息子が問題を起こしたのか」と不安になった。担任教師が指
定した待ち合わせ場所がいつもの喫茶店でなくて神社の境内なのは、今回が初
めてだ。
約束の場所である神社にはすでに担任の教師が先着していた。「ここはすぐに
暗くなるから、車の中で話しましょう」と　担任は駐車した車の方をを指さし
た。祐子と担任は、高島の車に乗り込む。車をはすぐに発進して、近くの公園
沿いの暗がりに車は止められた。
「息子の事って、何ですの」と祐子は教師に言った・・すると・・教師
は・・・「いや、息子さんの事は・・・」と言って黙ってしまった。気まずい
沈黙の後で「息子さんの事は心配要りません」「今日は僕の気持ちを祐子さん
に伝えたくて・・」と、教師は意を決したように言った。担任教師は祐子の方
を向くと、「奥さんが好きです　前から好きでした」と告白したのだった。祐
子は突然の事に驚いて、「えっ・・そんな・・私には主人が居るのですよ」と
祐子は、とまどいを隠せない調子で言い返す。息子の担任教師は「わかってい
ます、けど、僕は僕の気持ちをどうする事も出来ないんです」「初めてあなた
にお会いした時から好きでした」と、教師は思い詰めたように話を続け
る・・「こんな気持ちを抱くのはいけない事だとわかっています。けれど、僕
は僕の気持ちをどうする事も出来ない」　教師はここまで言うと、助手席の祐
子の肩を抱き寄せようとする。「いけません　いけませんわ　私には主人がい
ます・・いけませんわ」　祐子は担任教師の手から逃げるように身体を窓際に
向けた。肩に回された担任教師の手はそのままである。祐子はその手から逃れ
ようとしながら「私だって先生が好きだけど、私は夫が有る身です、先生の好
意に甘える事は出来ないのです」と祐子は教師に言う・・しかし、すぐ祐子は
に後悔した。「私だって先生が好きだけど・・」と祐子は言ってしまったので
ある。

狭い乗用車の車内では、運転席の教師が祐子の肩に伸ばした手から逃れる事は
不可能だった。それに、祐子が若い教師に好意を抱いていたのは事実であ
る。教師の教育に賭ける誠実な態度と爽やかな表情に、祐子は少なからず好意
を抱いていた。それに・・高島の若くて野性的に見える精悍な肉体には女を引
きつける魅力もある。

祐子の肩に置かれた手から高島の体温が伝わってきて、それが祐子には辛かっ
た。
「よかった。嫌われてなくて嬉しいです」と高島は言った。祐子は「でも、そ
れは教師としての高島さんへの尊敬だと思います」と言い返えす。それは、半
分は祐子の本音で半分はごまかしだった。祐子は高島に、
男としての魅力も感じていたのだ。息子の母親としての祐子、その理性の影
に・・自分では気づかない「女としての祐子」が隠されていたのである。そし
て、祐子の意識の中で・・徐々に女としての本能が頭を持ち上げようとしてい
た。しかし・・・・この時の祐子の理性は・・女としての祐子の感情を抑えつ
けた。

「あら、もうこんな時間だわ」と祐子は時計を見ながら言った。「息子に夕食
を食べさせなければ」と言う
祐子を、息子の担任教師である高島はこれ以上引き留める事が出来ない。

高島は祐子の家から少し離れた場所に降ろし、祐子は歩いて帰宅した・・・
その夜のこと、夫は祐子の身体を求めてきた。行為の間中・・祐子がいつもよ
り激しく感じている事に夫は気が付いた。祐子は、この夜に限って明かりを全
て消すように要求した。夫は祐子の肉体を貫いていたが、目をきつく閉じてい
る祐子の意識を貫いているのは、高島のそれである。そのことに、夫は気付か
ない。祐子は、譫言のように「あなた・・あなた」と繰り返した。　いつもは
夫の名前を叫ぶ祐子が「あなた、あなた」と言い続けた。そして、「あな
た」が高島で
あることを夫は知らない。やがて祐子は・・・・意識の中で高島に貫かれて絶
頂を迎えた。

2・真夜中の電話・・
数日後に、祐子の携帯に高島からメートルが届いていた。　文面は、高島の祐
子への思いが切々と綴られていた。それを見て、祐子は切なくなった。「あの
人はこんなにも私の事を」と思うと嬉しくはあったが、文面が狂おしければ狂
おしい程、祐子の懊悩は深くなるのである。少なくとも当時の祐子は夫に貞節
な妻なのだった。しかし、この頃から、祐子は寝室で夫の身体を拒む事が多く
なる。夫の欲求を拒んだ後で、夫が寐たのを確認してからオナニーにふける事
すらあった。そんな時の祐子は、高島の若い肉体を想像して絶頂に達するので
ある。夫に身を任せる時ですら、祐子は高島の肉体を想像して果てるのであ
る。

枕元の携帯に微かな着信音がした。その電話が高島である事は直ぐに見当が付
いた。祐子は眠っている夫の顔を確認してから、携帯を持って部屋の外に出
た。電話の主は、やはり高島だった。「少し待って下さい」と小声で電話の相
手に伝えると、祐子は寝室から離れた台所に向かい、そこで話し始めた。高島
は、祐子への思いを切々と訴えた。そして、話の途中で高島は「うっ」と声を
詰まらせた。祐子は高島が気になって「どうかしました　大丈夫ですか」と訊
いたが、高島は「いいえ　大丈夫です」と答えるだけだった。話の合間に聞こ
える高島の息づかいが荒い。高感度のマイクからは継続的に衣服が擦れる様な
音も聞こえる。それを聞いて、祐子は胸騒ぎがした。もしかして高島は? そう
思うと、祐子もまた身体の芯が切なくなってきた。祐子は、パジャマの寝間着
の裾をずらして、股間に指を這わせる。娘の頃は習慣になっていた動作を祐子
が始めると、祐子の指には淫らな液が絡み付いて、その液は祐子の下着をぐ
しょりと濡らした。受話器から聞こえる高島の言葉は、口数が少なくなっ
た。それに比例して、「うっ・・あっ」と言うような、意味の無い声が多くな
る。祐子も携帯端末を耳に押し当てたまま、右手で股間を弄び続ける。今
や、祐子も絶え間の無い啜り泣きを漏らし続けている。祐子は、自らの淫らな
声が高島に聞こえてもかまわないと思った。それどころか、祐子は自分の淫声
を高島に聞かせたいとすら欲していた。「高島に聞かれていると思う気持ち
が、祐子の興奮を増幅させた。　祐子は淫らな吐息を出し続け、ついには浴衣
の前部をはだけて、受話器を陰部に押し当てた。　そこは、右手の指が動く度
に「ピチャピチャ　クチュクチュ」と淫液の音を絶えず発し続けている。　や
がて祐子は「う～っっっっ～」という声と共に痙攣して果てた。少し遅れて高
島も静かになった。