俺がまだ小学生のころ、両親が事故で亡くなった。俺と中2の姉、涼子と高
2の姉、静子と3人が唯一親戚である父方の叔父さんに引き取られた。
叔父さんの家は子供がいなくおばさんと二人暮しで、そのおばさんも体が弱
く、寝込むときが多かった。
そんなときは二人の姉がおばさんの代わりに家事をしていた。
半年位したとき、おばさんが急に入院した。そして、おばさんが入院して1
週間位したころ、俺が夜中目を覚ますと叔父さんの部屋で話し声が聞こえ
た。相手は上の姉でだった。
「叔父さん、お願いだから妹には手を出さないで。」
「だったら、お前が相手をしてくれるのか。俺はどちらでもいいんだ。うちの
が体が弱いから、溜まっているんだよ。お前が冷たくするから、涼子の方を
抱くしかないじゃないか。」
「そんな、そのために私たちを引き取ってくれたの。」
「初めはそんなつもりはなかったんだ。でも、だんだんとお前たちを見ている
間に。」
「わかったわ。私を好きにして。その代わり、涼子には絶対手を出さないで。
それと、二人には絶対内緒にしていて。二人に知れてしまうと、私生きてい
けないわ。」
「ああ、いいとも。ところで静子はまだ処女なんだろうな。」「、、、、」
「そうか、そうか。じゃあ、キスは、、、」「、、、、」
「何だ、あるのか。まあいい、17になったらキスのひとつくらい、、さあ、
こっちにおいで、怖がらなくてもいいから。こんなもの脱いで、さあ、ここ
に寝なさい。」
そして叔父さんの部屋から話し声が消えた。ふと、となりにいる姉を見る
と、目から涙を流していた。
上の姉が部屋に戻ってきたのは、それから2時間してからで、寝る前までお
なかを押さえていた。
その夜から姉は毎晩遅くまで勉強をすると言い、俺たちを寝かせると叔父さ
んの部屋に行った。そして1週間後には、「ああ、いいわ、叔父さん、いい、
いいわ、」と、おじさんの部屋から大きな声が聞こえてくるようになった。
あれから2年、おばさんはまだ入院していて静子姉さんは高校を卒業し、家
で家事をしている。今では、俺たちがまだ起きているのに、夕食が終わると
叔父さんと一緒にお風呂に入り、おじさんの部屋で朝まで寝ている。
やはり、セックスは人間を変えてしまうのだろうか。