親の性行為目撃談

私が小さい時、それが当たり前だと思っていたのですが、、
私が５歳になりひとりで寝るようになっても、２，３回は母と同じ部屋で寝
たことがあります。
毎日母も祖父も祖母も元気で畑仕事に行っています。
ある日、祖父が運転する軽トラックで、祖母が助手席で私と母と妹の恵子が
荷台に乗って帰ったとき、家の前で若いおじさんが立っていました。
母は、そのおじさんを見て、「あなた」とつぶやきました。祖父と祖母は、
「何しに帰ってきた」と言ってさっさと家のなかに入って行きました。
何でも、そのおじさんは父の弟で、祖父と祖母の次男で、若いとき祖父と喧
嘩をし家を出て行ったそうです。父とおじさんは性格は違うみたいなんです
が、顔はよく似ていて母が「あなた」と間違えたそうです。
母が夕食の用意をしているとき、おじさんは恵子を抱っこしてあやしていま
した。祖父と祖母は部屋に入ったきり出てきません。
おじさんが時折私のほうを見て、ニコッとしますが、私はおじさんをじっと
睨み、恵子がどこかへ連れて行かれないか見張っていました。
夕食の時は、いつもは畑のこと、近所のこと、私や恵子の事、私の友達の沙
織ちゃんのこと、などを４人で話しをしながら食べるんですが、その日はお
じさんがいてもみんな黙って食べていました。
そして、祖父と祖母は食事が終わると自分の部屋に行ってしまいました。
母は、夕食の片づけが終わると、まだ時間が早いのに、私が寝ている部屋に
私と母、そして恵子の布団を３つ敷き、おじさんの布団は隣の部屋の敷きま
した。私は、「今日はおじいちゃんの部屋で寝ないの。」と母に言うと、母
は黙っていました。
私は、おじさんが来ると母が私と寝てくれるんだと思いました。
恵子は、さっきミルクを飲みもう寝ています。母は、部屋の電気を消すと、
わたしの胸をトントンたたき、子守唄を歌ってくれました。
少し時間が経つと、隣の部屋のふすまが開きおじさんがやってきました。
「ちょっと、自分の布団で寝てください。」母の声が聞こえ、私が母の方を
見ると、おじさんが母の背中にぴったりとくっ付き、母の胸を揉みながら私
のほうを見ていました。隣の部屋の明かりで、母のほうは照らされ、私のほ
うは影になっていたと思います。
「いいじゃないか、大きな声を出すと佳子が起きるぞ。それにしても佳子も
大きくなったもんだなあ。兄貴が死んだときは行けなくて悪かったな。」
母は黙ったまま、目を閉じています。時折、「ああ～」とか「ふう」とか母
の声だけが聞こえます。
「さっき、佳子が『今日は、おじいちゃんの部屋で寝ないの』と言っていた
が、いつも親父と寝ているのか。それにしても佳子は兄貴の子だけど、恵子
は誰の子なんだ。ひょっとすると、、、まあいいや。」
母はそれでも黙っていた。私は、「佳子も恵子もお母さんの子よ。」と言っ
てやりたかったが、怖くて言えなかった。
それからは、おじさんの「いい体してるなあ。」「全部脱げよ。」「俺のも
咥えてくれ。」「もっと足を広げるんだ。」「入れるぞ。」「ああいい気持
ちだ。」「出すぞいいな。」「うううう」と言う声が聞こえ、母の「あ
あ、、ん」「そんなとこ触らないで。」「そんなにしたら破けてしまう
わ。」「ああ、そんな。」「ううん」「ああ、いい、いいわ。」「だめ、外
に出して。」「ああ、いく、いくわ、ああ」「ああああ」と言う声が聞こえ
おじさんが母の上に乗り、腰を動かしていた。
そして私はいつの間にか眠ってしまった。
朝起きると、母の姿と布団がなく、隣には妹の恵子が寝ていた。
私は急いで台所に行った。母は、いつもと変わらず朝食の用意をしていた。
そして、祖父と祖母が机の前に座り、お茶を飲んでいた。
「佳子、おはようは、、」「おはよう」私は急いでおじさんが寝ている部屋
に行った。そこにはおじさんの姿もなく、おじさんの布団もなかった。
私は、夢を見ていたのかなと思った。
こんなことが寒くなりかけた秋にあったと思ったが、今ではわからない。
そして私が７歳になった次の年の梅雨ごろに、弟の信太郎が生まれた。