母親が亡くなって三年たつ。
親父と俺、妹の美香(13)は力を合わせて頑張ってきた訳だが、まさか美香が親父の夜の相手をしてたとは……親父も親父だ。よりにもよって実の娘と関係を持つとは……
先月の事だ。
家は一軒家で、新築してすぐに母親が亡くなってしまった。
ま、それはいいとして、
夜中に目が覚め、喉が渇いたので、下に降りていくと、妹が風呂に入っていた。またなんで、夜中の1時に風呂なんて入ってんだ?と思いつつ、台所へ行こうとすると……妹の笑い声が…『?』
浴室に近づいてみると、なんと、親父も一緒に入ってるじゃないか!
『おいおい、マジかよ』
興味をそそられた俺は聞き耳をたててみた。
こそこそ何か言ってるみたいだがよく聞き取れなかったが、明らかに普通じゃなかった。
唯一聞き取れたのは美香が、『お父さん、きもちいい?』だった。
親子が風呂でなにしてんねん!
気になった俺は多分、二人は親父の寝室に来ると予想して、母さんが使う筈だったクローゼットに隠れ二人を待った。
しかし、いつまで待ってもきやしない。
痺れを切らして俺は下へ降りていった。
すると、一階の和室にいるようだった!
和室は母さんの仏壇がある部屋だ。なんて罰あたりな!
さすがに戸を開けるわけにはいかないので、戸に耳をあてて中の様子を聞いた。すでに真っ最中だった。
妹のなまめかしい喘ぎ声に『美香!どうだ?美香!』と親父のうわずった声。
俺に彼女がいなかったら、部屋に踏み込んで仲間に加わるところだ。
『お父さん…お父さん!』『イクのか!美香!』
『………イクっ!』
『美香!父さんもイクぞ!あおぅっうっうっ』
こりゃかなり前からやっとるな。
しかし、まだ忠一の実の娘としかも母さんの仏壇がある部屋で近親相姦とは、親父……情けないぜ。