雨の土曜日、由美は今夜出掛けるという話だった。
石田の方もなんか用事があるって事だ。
石田の誕生日は今週だ。
普段ヤロウのツレの誕生日なんて気にしていないが、俺は今回は押さえていた。
この休日に絶対遭うつもりだろう。
俺は何も気付いていない振りを続けた。
そして前に借りたままのスペアキーで夕方石田のアパートへ行った。
例の「Y」のビデオテープを持ち出すチャンスだ。
持ち出そうとしてちょっとまた観てしまった。
編集もしていない撮り放しの映像、だらだら長い、そんな映像を暗い石田の部屋で観ている俺もバカな姿だ。
憤慨しつつもやや興奮してしまう自分が情けない。
中半にかかった頃聞き覚えのある車の排気音が窓の外に、10年落ちの濃紺の由美のゴルフがアパートの前に停まった。
どこかのホテルでもしけ込むのと予想していた俺の感は外れた。
思いの他早い帰還であった。
こちらもちょっと動揺した。
車の中で何かモゾモゾやっている姿が見えてから、石田だけが雨を避けながら降りてきた。
俺は部屋の中で待った。
・・・数分後、俺は石田とビデオを観ていた。
石田は隣で顔を伏せている。はじめて本気で人を殴った。
手の甲がこんなに膨れあがってじんじん痛いって事を知った。
高校時代まで水泳部だった俺より数段体格の良い石田は俺に殴られたままだった。
最初しらばっくれていた石田は「Y」のビデオの存在を言うと観念した。
つき合い始めたのはもう半年も前、俺の留守中での事、由美の方から誘ってきたって話に逆上して俺は殴った。
ウソか本当か知らないが、石田は自分から誘ったと訂正した。
それからちょくちょく遭っていたらしい。
この部屋で遭う事もあるが、俺が来る場合もあるので大抵は国道沿いのホテル、確実に俺が来ないとわかっている日はここで抱き合ったと言った。「Y」のテープは1本のみか?と言う俺の問いかけに諦めたのかもう1本差し出した。
うなだれている石田の横で俺はそれを観た。
やはり隠し撮りのビデオだ。
季節はまだ初夏っぽい、由美はグレーのサマーセーターにベージュのタイトスカートでセレブ系マダムを気取っている、やや濃いメイクで若作りなのかサービスしているつもりなのだろう。
場所はこの部屋、石田と由美はどうでもいいバカ話を続けているが、由美の話し方は家では聞いた事の無いような鼻にかかった様な甘えた声で、俺は驚いた。
石田も聞くに恥ずかしい甘えモード。
俺の前では「石田くん」「おばさん」って呼び合っていたのにここでは「ゆうくん」「由美さん」って呼び合っている。
自分の家の様に流しの皿やコップを当たり前に洗い出す由美に石田はテレビを観ながら話している。
時々チラチラこちらのカメラを気にしている。
目分量でカメラのレンズを動かすので、ザザッと揺れる画面と音が続いてややフレームから外れたり入ったりしているが、石田が待ちきれずに動いて洗い物をしている由美に後ろから抱きついてキス、「今日はダメよぉ~」なんて言いながら由美もまんざらではなさそうだ。
結局ブチュ~とデープキスしていた。
「今日は帰らなくちゃ」と言いながらもキスされて恍惚としている様子。
後ろから抱きつかれながらも冷蔵庫にワインらしきモノをしまいテーブルにお茶を運びケーキを食べようとしている由美に石田は、やる事しか考えていないらしく押し倒そうとしている。
ツレと母親の一番見たくないシーンだが、逆に好奇心で見たいシーンでもあった。
結局絡みついてくる石田をさとし切れずにケーキを食べる事を諦め胸を揉ませている由美は「今日は帰るからね」と言い続けながらも小鼻を膨らませていた。
結局ベッドに押し倒されてモゾモゾ動いている。
セーターをたくし上げられ茶色のブラをはずされたわわな胸を愛撫されているうちに由美のハァハァと言う声が聞こえてくる。
石田の片手はスカートの中へ・・・ストッキングとやはり茶色のパンティを降ろしながら由美のアソコを愛撫しはじめ、M字型に足を開かせてクンニしはじめた。
「ダメよぉ、今日は」と言ってはいるが、由美もされるがまま、フンフン言い出す始末。
結局モゾモゾと石田は自分の下半身を由美の顔にもっていき69が始まった。ムゴムゴ何かを言っている由美の声
・・・結局くわえていられずに由美は喘ぎ声を出し始めた。
石田は立ち上がり由美をひざまずかせてフェラをさせる。
石田が好きな行為。ビデオでもさんざん出てきたお馴染みのシーンだ。
由美も慣れたモノで頭を押さえつけられながら嬉しそうに反り返った石田のモノをしゃぶっている。
もう1本のビデオでは音声が悪くて聞こえないジュバッジュバッと言う音も聞こえてくる。
俺の目の前で悪夢の様なそのシーンは続けられる。
「あっ」と言いながら石田が由美にくわえさせたまま果てた。
由美も「グフッ」と言いながら反り返ってビクビク動いている石田に押さえられて逃げ場も無いまま口で受け止めている。
「あまりに由美さんが良かったから・・・」なんて言い訳をしている。
かいがしくティッシュで由美の口を拭いてやっているが、由美は不満そう。「ねぇねぇ」と目で二回目を催促・・・「すぐには無理だよぉ」「え~いつもと違う~」なんていちゃついて、「そうだ、あれ着てよ、そしたら速攻で勃つからさぁ~」「え~嫌よぉ恥ずかしいんだから・・・ゆうくん汚すんだから、洗うの大変なのよ」と一悶着。
・・・またメイドのコスプレかと思ったら、今度は違ってどこやらから出したカッターシャツに紺のタイトスカートをクネクネ挑発的に着替えだした。石田は目が爛々とした状態に見える・・・「どう?」なんて変なポーズとっている由美に石田がむしゃぶりついた。
「ダメよ石田君」「先生ぃ~」なんて言って抱き合っている。
由美は商社マンの親父と結婚する前、短期間だが、中学の数学の教員をやっていた時期がある。
それを聞き出して石田が女教師に興味を引いたのかも知れない。
多分二人の間では定番のプレイなのか、由美も慣れたモノだ、裾をかなり詰めて丈を短くしてあるタイトスカートからご丁寧に一度脱いでいるパンティもまた覗いているし・・・そのワンサイズ小さい服の為由美の体はパンパンに張っている。
結局ちちくり合いながら、その胸をはだけたオッパイ格好のままベッドの上で石田が上からインサート・・・当時はまだバイブレーターも購入前なのか以外にシンプルに事は進んで行く。
石田が腰をバンバン由美に打ち続けている。由美は「だめぇだめぇ~!」と言いながらも自ら腰を動かして大喜び、石田は「先生先生~」とまた大興奮・・・俺からは二人の露出した下半身が丸見えだ。石田のナニがぱっくり割れた由美のアソコの激しく突きあたってグジュグジュ出入りしている。
そして後ろから服を着せたまま挿入、二回目で今度は長い。
由美も髪を振り乱しながら大きな胸をユサユサ揺らしながら嗚咽を漏らしている。
そして長い射精・・・ビデオでは確認出来ないが、スカートにベットリ出しているようだ。
後は長々とベッドの上での会話が続く。
腹立だしいのは一回も俺の事を話さない事だ。
完全に二人の世界。俺に悪いとか背徳感はもう通り越している二人・・・・・今週の誕生日に遭う事になっていて今日はエッチしていないとの事だ。
それまでどちらもオナニー禁止なんだろう多分、獣のようなセックスをするつもりか?
・・・石田がこの春買ったばかりのホンダのスーパーフォアをやるから許してくれと言う。
金の無い石田にはそれが精一杯だろう。
勿論もらうが、そんなバイク一台ではおさまらない。
由美は今ではどんな石田の要求にも応えるらしい・・・・・・・・・・
昨夜石田が来た。
親父は単身赴任で3ヶ月に一回ぐらいしか帰らないので俺と由美と石田で夕飯を食べた。
由美は俺が石田にリクエストした通り上はノースリーブ下は膝上のスカートを履いていた。
セーラー服でも着させてやろうかとも思ったが、最初から拒否されるとこの先続かない、徐々に石田を通して遊んでみよう。
ささやかな復讐だ。
食事中なに食わぬ顔だが、たっぷり石田に触られて由美はその気満々だったろう・・・残念ながら二人だけの時間は与えていない・・・・悶々とした由美はどこかで一人で慰めている様子・・・もう少しこの調子で様子を見るつもりだ。
また投稿するつもり・・・