僕が高校時代の時の話です。
僕は県立の進学校の生徒でした。
母親は同じ県下の私立大学の外国語学部イスパニア語の講師でした。
父親は商社マンで1年の大半をタイで暮らしています。
ある日母親の教え子達が僕の家に遊びに来ました。
母親はある教授のゼミの補佐を務めていたのでそこのゼミの生達の男の生徒達です。
学生の癖に自分の車でやってくる、やや金持ちお坊ちゃん大学のその学校の生徒に最初は反感を持っていましたが、音楽の話やバンド活動の話をしているうちにうち解けて来ました。
その日の催しは母親の作るパエジャ(パエリア)をご馳走するって話でしたので昼過ぎから母親は張り切って下準備をしていました。
夕飯時に居間に置いた長テーブルを囲んでなかなか楽しい食事となりました。
母親の許しもあって未成年ながら僕も大学生から注がれるワインでやや酔っていました。
母親もいつもに増して若々しい化粧と服装で普段の小うるさい母親と違ってなんか物わかりの良い母親を演出しています。
元々目鼻立ちのくっきりした母親は化粧した顔をやや酔いの為か上気させてなかなか同じく酔った僕から見てもいい女に見えました。
カーペットに落としたご飯を拾おうとしてテーブルの下に目をやると、居間のフローリングに直接立てかけたやや大きめの鏡に信じられない物が見えたのです。
そこには母親の座っているテーブル下の下半身がうつっていました。
その今日履いていたやや短めのスカートの膝部分に両脇の学生の人の手が置かれていました。
やや開き気味にされた足をさするように大学生の手がスカートの奥に行き来していました。
母親は何食わぬ顔をしてやや上気しながらも同じく普通の顔した両隣の学生と話をしています。
僕は自分の目を疑いました。
酔ったからかなぁなんて考えました。
でもそれだけではありません。
その夜結局慣れぬアルコールで部屋に戻った僕は酒が抜けるまで運転できないって残った3人の学生と寝るでもなく泊まるでもない夜を僕の部屋で過ごしていました。
そのうち眠くなった僕はしばらくうとうととしてしまいました。
ふと目を覚ますと僕の部屋にいた三人がいません・・・帰ったのだろうかと思いましたが、どこからともない我が家では馴染みのないタバコの匂いがしました。
壁を通して隣の母親の部屋から複数のボソボソした話声と笑い声がしていました。
その中にはまぎれもなく母親の笑い声もしていました。
しばらくするとその声が静かになりミシミシベッドのスプリングが軋む音と母親の嗚咽らしき声が聞こえてきました。
その声は何時間も続いていました。
その日以来母親はよくゼミの研究と称して学生と出掛けました。
若造りのメイクと年齢の割りに短いスカートで・・・そんな日は夜遅くやはり学生達の車で送られてきます。
秋の学祭の時はほとんど出掛け放しでした。
家に戻ると大抵風呂に入ってしまいます。
隠すように洗濯物の奥につっこんである母親のパンティを調べてみるとあの部分の表も裏も何かの体液が固まってカピカピになっていました。
罪悪感からかそんな日の前後はヒスも起こさずにとてもいい母親でしたっけ・・・この秋の季節になるとこんな日々の事を思い出します。