お袋は結構無頓着です。古くなった下着(結構まだ新しい)を捨てるときも切り刻んだりしません。そのままクシャクシャとして平気で捨てます。でもこれが僕にとっては大切な宝物・・・・一度取り出してはリサイクル・・・でもさすがに洗濯済みのパンティ・・・これでは宝の価値も下がります。そこでこっそりまたお袋の下着の箪笥の引き出しへ・・・・すると何日か後には洗濯籠にばっちりバターチーズの様な染みが付いたパンティが・・・大漁の時はアソコのあたりからお尻の穴あたりまでしっかり汚れの黄金地帯が付いているのをゲットした時です。これは同級生の悪友石田が5000円で落札・・・高校生にとっては大きな収入です。でも売り手の責任感で、渡す前にはしっかり僕が毒見をしています。これは売り手の良心ですよ。この前石田が睡眠薬を持ってきました。でも悲しいかな市販の薬・・・お袋に入れたお茶が漢方臭くなるだけで意味なしでした。失敗に懲りた僕らは石田が家からの差し入れって事で6巻パックの缶チューハイをお袋に・・・高校生同士の親達なんて中学と違って連絡はありません。でも大雑把なお袋とはいえ石田の家にお礼の電話でもしかねませんので、その場合は石田、片山がいつもお世話になっている(本当にお世話になっていますが)御礼だという事まで決めていました。小心者の僕ら・・・・結局風呂上りの悩ましいお袋は僕らが進めるまま次々チューハイを空に・・・・・やや呂律もあやしく・・・足もだらしなく開いてきて、僕らは何気なくもチラチラ見ては楽しんでいました。しばらくすると「ちょっと、眠くなっちゃったから、後は勝手にやってね・・・おやすみなさい・・・」と寝室へ・・・ハイハイ、言われたとおり勝手にやりますよ・・・フフフ・・・言われた事をしっかりやるいい子達です。そして僕らはティッシュの箱とマグライトを持ってまた1時間後にソロリソロリと魅惑の洞窟探検に向かったのでした。