子供の頃はその行為がいったいどういうことなのかわからなくても、記憶に
あることが大人になってから「意味がわかった」という目撃体験談である。
ー小学校の3年生の頃自宅で母と入浴中に、当時どこでもあった酒屋の配達
と注文(御用聞き)の訪問があった。そのころは玄関を開けて入浴中でも
大声で済ませる風情があったことは30代のひとならわかるでしょう。
その時は少し様子が違った。俺が母の背中を流しているときに風呂の引き戸
を開けて、「子供の洗い方ではだめだな。背中流してやるよ」と入ってきた。母は子供の手前恥ずかしい素振りを見せずに平静を装って断ったが、
半ば強引に僕の手から(当時の)タオルを奪い取って背中を擦った。
その時は僕は楽になって助かったと思って湯船に入っていると背後から
母の笑い声と「そこはくすぐったいからやめて」という声が聞こえた。
振り返ると背中だけのはずが、背後から母の乳房に手がまわっていた。
自分にはなぜくすぐったいのか判らなかったが、子供の手前必死の防御
であったと思う。酒屋は「手で洗ったほうがきれいになる」という意味の
事を言いながら母の乳首を集中攻撃していたようだが。母は俺が父に「お母さんがいじめられてた」と報告するのが怖かったのか、「最近太ったから
恥ずかしいからやめて」という意味のことを言って拒否していた。
そのときの自分の頭では「おじちゃんがせっかく洗ってくれてるからいいじゃないのかな?」という感覚でした。ただ「大人の洗い方はずいぶん丁寧だな」と思っていた。 そのうち母の「キャ!」「もう・・・」「ちょっと!」「主人にいいつけるよ!」という言葉と酒屋の「今の冗談だから」という言葉、。。。。。それから何故か静寂があったので振り返ると母が目を閉じて内ももを手で洗ってもらっていた。そのあと母の「もう本当にそこまで!」酒屋の「あと30秒だから」の声。。。。その後僕は母の「あぁ~ん」といういつものトーンではない声に振り返った。すると母の前かがみの姿勢と不自然な座り方を見たところに酒屋の手が母の股間にあった。酒屋がその手を抜くときに見た母の顔と「もう・・」という母の作り笑いは忘れられない疑問だった。 実はこのことを思い出すと後日起こったほかの事が何だったのかも今は容易に想像できるようになった。長くなったので一旦終わります。