男と約束をした日がやって来た、その間…母親の心境は穏やかでは無かっただろう…俺に見られながら男に抱かれる、亭主である親父に対する背信行為…再び男がやって来る数日間は、めっきりと母親の口数も減り…とうとう、その日を迎える。俺は生まれて初めて嘘をついて学校を休んだ、予め母親にはリビングで男に抱かれる事を約束させ、俺はリビングの脇に有る階段から行為を見る事にした、幸か不幸か…階段とリビングの壁には上部にデザインだろうか!僅かな隙間があり、そこからリビング全体が見渡せる。昼前に男が来た、母親の後に続くように男がリビングに入ると、いきなり母親を抱きしめキスをしようとする…「始まった」俺の目は二人に釘づけになる、母親は男の唇から逃げるように顔を左右に逃がす…母親の身体は男に抱きしめられると俺の視線から消えるくらい小柄で、ついに唇を奪われたのか母親の動きが止まる。唇を塞ぎながら男の手はスカートを託し上げ始める「お願い…ちょっと待って…お願い…イャ~ァ」スカートに伸びた男の手を押さえながら言う。「奥さんも、その気なんだろう…」母親の手を無視するように男の手はスカート捲り上げて行く、母親にしては精一杯に頑張った下着なんだろう…濃い青地に刺繍の入ったのを身につけていた「お願い…シャワーだけ浴びさせて」母親が哀願するように言う。「俺も一緒に、良いだろ…奥さん」母親は軽く頷き男に肩を抱かれるように浴室に向かう…あちゃ~!俺の予想外の事が起きてしまった…後を追うか迷ったが浴室の中までを覗くのは不可能と思い二人が戻るのを、ここで待つ事にした。