あの美人で清楚だった母が、今では考えられない事になっている。
始まったのは半年前。母の前夫が急忌し、その葬儀に出席した時だった。俺も手伝いで参列したんだが、喪主を努めていたのが浩司。母と前夫との間に出来た息子。いわゆる俺の異夫兄弟で4歳年上の21歳。10年以上昔に二度会った事があったけど、当然成長していて初めは気付かなかった位だった。かなりゴツくて、見た事のある人なら分かると思うけど、プリズンブレイクの兄役の人に似てて、日本人離れした顔と体格。葬儀後の会食の時、その浩司が母に向ける視線…。明らかに女として見ていたのに気付いた。そして事もあろうに、母も浩司に対する態度・仕草がどことなくおかしい。恐らく、10年振りに会った我が子が逞しい成長を遂げていて、自分の中に眠る女の部分が目を覚ましたんだろう。男として何かを感じていたに間違いない。
そしてその直後から、頻繁に母が出掛ける様になった。「浩司の身の回りの世話をしにいく」、と。母にとってタイミングがよかったのは、現夫(俺の父)とは数ヵ月前からほぼ別居状態だった事。父の女遊びが激しく、ほとんど帰って来なかったのだ。
でも、出掛ける時の母の格好…。あんなに巨乳だったんだ、と気付かせる程ピッチリと身体に張り付いた薄いニットにコートを羽織る。しかもノーブラだったのを俺は見逃さなかった。乳首がモロ浮き出ていたから。そして、下はタイトなミニスカート。パンティラインが見えなかったから、絶対にTバックのはず。まぁ、干してある洗濯物を見れば分かる事なんだけど。スケスケの紐みたいなパンティばかりにいつの間にか変わっていた。
あの格好、きっと浩司の趣味なんだろう。意気揚々と出掛ける母を見て、セックスしてるに違いないと思わざるを得なかった。ある時は、向こうに泊まるからとあらかじめ言い残して出掛けて行った。ある時は夜10時頃、今日はこっちに泊まるわ、とメールで知らせてきた時もあった。
そしてエスカレートしたのは、父と離婚が成立した先月下旬から。ちょくちょく浩司が家に来る様になったのだ。初めは週3のペースだったけど、一か月経った今ではほぼ毎日。しかも、初めは当然空いている客間に寝ていたが、今では母の寝室で寝ているのを俺は知っている。知っているも何も気付くのも当然。俺にお構いなしでセックスしてるから…。そして日毎に大胆になっていく。今では風呂にも一緒に入ってる。
後日、詳細報告します。