私が処女を捧げたのは今から21年前のことです。高校の同級生でした。
今の時代と違い、高校生で処女喪失という子は居るには居ましたが本当に少ない
時代でした。クラスでも私を含めて1~2人だったと思います。
ましてや石川県でも南端に位置する田舎の町でしたからどちらかといえば特別だ
ったと思います。
よくよく考えてみると私の最初の相手は、その当時としては特別な「女子高生の
処女」を手に入れた超ラッキーな男だったのですね。その当時の「女子高生の処
女」は今で言えば「小学生高学年の処女」と同等の価値だったと思います。
彼のことは好きどころか名前も知りませんでした。高2の夏前に突然「好きだ」
と言われ、そのときはびっくりしたのと友達から冷やかされて恥ずかしいのとで
無視してしまいました。でも内心嬉しかったのを覚えています。やはりその当時
の女の子としては一番の関心ごとでしたから。友達にも優越感を持ったものです。
しばらくして彼は「友達からで言いから付き合ってくれないか」といってきまし
た。私は嬉しいくせに見栄もあって「それならいいよ」とだけ答えました。
それからはなんとなく気になりだして、休み時間に話をしたり、電話で話したり。
何時の間にか彼が私を待ったり私が彼を待って一緒に帰るようになりました。
3ヶ月程後の修学旅行では自由行動の時間がありました。お互いに意識して同じ
グループになり、そのとき初めて手を繋いで歩きました。思い出しても本当に
かわいい純情な田舎の高校生でした。そんな2人も一年後にはしっかりと大人と
同じ事をやっていました。当然と言えば当然ですね。
肝心の処女喪失のお話はまた今度にします。いい時代でした。