レイちゃんから、お兄ちゃんがレイナちゃんのことオトナっぽくてカワイイって聞かされて意識するようになっちゃいました。
レイナちゃんのお兄ちゃんはプールの監視員のアルバイトをしていて、真っ黒に日焼けした健康的な青年風でした。
顔とかよりも真っ黒な背中が今でも真っ先に頭をよぎる。
二人で行くと帰りは一緒に帰ったりした。
いつもなんか奢ってくれるし、気の優しい人だったのは間違いない。
ちゃんとうちの近くまで送ってもくれた。
だから、ある時、お兄ちゃんがレイナちゃんのことをエッチな対象として見てたらどうするってレイちゃんに聞かれた時も、不快さよりドキドキした。
もちろんお茶を濁した受け答えに留めたけど。
私達がプールに行った日とか、レイナちゃんの水着姿を思い出してしてるかもよ。
レイちゃんは平然とドッキリすることを言う。
自分の兄の恥部とかをさらって言えるレイちゃんは私よりオトナな気がした。
私達はもうじきに中学生になるからほとんどオトナと大差ないというか、最も背伸びをして見せたい頃だった。
レイちゃんとは男子の話をするよりも性的な話をする事が多かった。
それはやっぱりレイちゃんにお兄ちゃんがいた影響が大だった気がする。
近場に大型のプール施設があったから、タダで入れるとはいえ立地も不便なプールはいつも閑散としていた。
水着も派手なのだとやけに浮いて目立つから、このプールに来る時は学校で買った紺の地味な水着。
でも、この時はこうした水着に需要があるとか知らなかった。
知らずに十分破壊力のある衣装を身につけていたのだと後に思い知る事になった。
私は私の水着姿を想像してお兄ちゃんがエッチなことをしてるという妄想にすっかり取り憑かれてしまった。
そうであってほしいと思ってすらいた。
その事を考えているといつもあそこをいじりたくて堪らなくなる。
前はある程度触ればそれなりに満足してやめられたのに、触っても触っても満足できないもどかしさがつきまとって困った。
もし、お兄ちゃんに押し倒されたとしたら…
何度も夢想したし、拒む理由もなかった。
同級生の男子とエッチするとかリアリティーが無さすぎたし、だいたい女子校だったからその男子すらも接点がない。
まだ子供でもあるから自分の狭い生活環境が全てだから、いつしか私の選択肢はお兄ちゃん一択になっていた。
だから、様々なもどかしさを解消するためにも私からモーションをかけないと進展しないと思い、私は実践することを決意しました。
自分さえ積極的に振る舞えば十分自分の望む展開にはなると希望は持ってました。
残りは改めてレスに