別れて四半世紀になるけど、今も忘れられない元カノが一人。
俺が23歳から25歳までの2年半付き合ってた、小川範子に似た3歳年下の可愛い娘だった。
後にも先にも、俺に処女をくれた唯一の女だった。
セックスを知らない20歳の元カノが、初めて身体を許す程愛してくれた男になれた感激を覚えてる。
純真無垢なオマンコを開き、舐め、そして男根を生のまま挿し込み処女膜を裂いた。
俺は、28年前の元カノの破瓜の瞬間の一部始終を今も忘れていない。
その時の元カノの瑞々しい身体と初々しい反応を今も忘れていない。
生の男根が元カノの処女膜を貫いたその瞬間の感触を、今も忘れていない。
大学二年生だった元カノが俺の勤め先に、夏休みのバイトに来ていて、社会人一年生だった俺が一目惚れ、まだ学生気分が抜けていなかった俺はすぐに声をかけた。
まだあどけなさが残る元カノは、身震いするほど可愛かった。
そして10月10日の休日、俺は元カノをアパートに連れ込むことに成功、そこで、元カノの初めてをもらった。
嬉しかった…
絶対に幸せにしなければと思った。
交合の回数をこなしてゆくにつれ、元カノは性の快感に戸惑うようになった。
裸で股を開いて男根で与えられた快感に反応することは、はしたないとでも思っているようだった。
やがて堪えきれず、嬌声をもらし、淫らな嬌態を見せるようになった。
小川範子に似たあどけない女の子が、乳房を震わせて悶え、喘ぐ姿を独り占めできる歓びに浸った。
そこには間違いなく愛があり、お互いに与え合っていた。
快楽と淫乱を貪りつつも、偽らざる愛の交合があった。
俺は結婚したかった…
「私ね、就職は地元の市役所受けるの…」
それは、元カノは卒業したら地元に帰るという宣言…別れのカウントダウンを意味した。
結婚したい気持ちを押し殺し、
「そうか…じゃあ、試験頑張らないとな…」
と、心にもないセリフを吐いた俺…
元カノは試験に見事合格し、卒業して俺の前から去った。
「あなたのおかげで、楽しい大学生活になった。ありがとう…そして、さよなら…」
「仕事、頑張れよ。元気でな。さよなら…」
元カノを乗せた新幹線のドアが閉じられ、手を振る元カノが見えなくなった。
心底愛した元カノと別れ、落ち込んでいた俺に手を差し伸べたのが嫁。
あどけな可愛かった元カノとはタイプが違い、嫁は清楚系の美形だった。
そして嫁は、それなりに男を知っていた。
それでも、その気立ての良さに惹かれて、23年前に結婚した。
嫁のことはずっと愛しているし、ずっと一緒にいたいと思う。
アラフィフ夫婦の今でも、営みがある。
でも、年に何回か、ふとした瞬間に元カノのことを思い出す。
そして、忘れられないひと時を過ごした元カノの幸せを願う。
元カノ、元気でいるかな…