僕が童貞を捧げたいと思ったのは15歳の春、中学三年、
受験勉強最中の頃でした。小学校の高学年で精通し射精
の快感の喜びを知ってしまって、オナニーにはまり、一
日に何度かあのドックンドックンくるスゴイ快感を味わ
わないと気が狂いそうになってしまったのは中学に入っ
てからでした。そして、セックスのことを知りペニスを
女の人に入れてみたくてたまらなくなっていました。
そんなとき、うちの母と仲のいい隣町のユリコさんのこ
とが頭をよぎりました。隣町といっても道一本隔てただ
けの御近所で、北川景子をちょっと圧縮したようなおば
さんでしたが母より10歳以上若くみえる美人さんで、
近所でも評判のいいひとでした。実際、小学生の頃、道
端で転んで膝とか腕を擦りむいたとき、家に母がいなく
てうろうろしていた時に、自分ちに連れてって傷の消毒
とかカットバン貼ってくれたりしたこともあって
「困ったことがあったらお互い様、いつでもなんでも相
談してね。できることならなんでもするわ」
という気さくな感じの人でその時から大好きでした。
保健関係の仕事もしてたことがあるということで、遊び
にいくと本棚に医学関係の書籍がたくさん並んでいまし
た。ある時、ユリコさんの家に行った時、電話があって、
ユリコさんがちょっと出かけてくるけど、その間の留守
番おねがいできるかしら?と頼まれ、そのとき、興味深
そうに本棚を眺めていたのが目にとまったのか、
「汚さないように丁寧に扱ってくれるんなら、その辺の
本、見ててもいいわよ」
といって、すぐ帰るからという割にはかえって来なくて、
適当な本を引っ張りだしてパラパラみていたら、骸骨と
か筋肉のイラストとかいろいろあって怖いと思いながら、
なんか惹かれるものがあってページをめくり続けてしま
いました。そうしたら、なんと、だいぶ後ろの方になっ
て、オチンチンのイラストとか、マン筋の中の様子とか
のイラストが出てきて、思わず見とれ興奮。ページをめ
くれなくなってかたまっていたのでした。一心に見つめ
自分のペニスがズボンの中でカチカチになっているのを
気持ちよく感じながら動けなくなっていました。なので、
ユリコさんが帰ってきたことにもきづかなかったようで
した。ユリコさんに「た~だいま!!」と肩を叩かれ、
飛び上がるほど驚きました。急いで本を閉じるのも忘れ
てページはそのままで、ユリコさんに見られてしまった
のでした。でも、ユリコさん、うちの母みたいに頭ごなし
にしかりつけてきたりしないで優しくいいました。
「早いものね。SAKUちゃんもそういうものに興味をもつよ
ような年頃になったのね。中学生だもんね。」
「ご、ごめんなさい。勝手にみちゃって」
「いいのいいの。それはいいの。別に悪いことしたんじゃ
ないんだから。で、SAKUちゃんは、もう出せるの?」
と右手を軽く握ってしゃかしゃか振るような動作をしたの
ですぐに、あのことだってわかって、真っ赤になってうつ
むきながら「ぼ、僕、かえります」といって玄関に向かっ
た。その後ろをユリコさんがついてきて、
「そう、帰っちゃうの。いいわ。お母さんには内緒にしと
いてあげるから、なんか、相談事あったら、いらっしゃい
ね。悪いようにはしないから、安心して」
そう言って送り出してくれたのは中学入って間もない頃だ
と記憶しています。
セックスのことを知ってしまってから、とにかく誰でもい
いからペニスを女性の中に入れてみたくてしょうがなくて
クラスの、スケベそうな女の子にそれとなくいれさしてく
れないかといってしまったのが失敗で、アッというまにク
ラス中に広まり、