元カノのアパートから荷物を運び出し、トラックへ積み込んだ。
部屋を引き払って、夕方の街でデートし、夕食を食べ、最後のセックスは街外れのラブホ。
4年間愛した乳首を舐め、4年間愛した秘裂を広げ、舐め上げた。
少し塩気を帯びた愛液を味わい、秘豆を転がした。
4年前、18歳の処女膜を破った記憶が蘇った。
あの頃は、こんなに秘豆はズル剥けじゃなかったなあ…と、半分以上皮が剥けた秘豆をじっくりと転がし、赤く充血して震える秘豆を愛でた。
最後のクンニと最後のフェラを終えて、いよいよ最後の交わり、4年前はまだほとんど無かった秘唇が育ち、赤紫に色づいていた。
生のままイチモツを挿し込み、抱き合った。
慣れ親しんだ秘穴、できることならずっと一緒にいたかった。
でも、元カノは大学を卒業したら、親元へ帰らねばならなかった。
元カノはかなり遠方の出身で、東京ではなくこっちの地方の大学へはるばる来たのは、この地方にある大学にはかなりマニアックな学科があったからで、全国から学生が集まっていた。
東京に無くて、この地方にしかない、そんな学科だった。
この街で元カノと出会い、恋に落ちたけど、卒業後の別れを意識しながら、でも、そのことは口にしないで付き合ってた。
この4年間で、何度元カノの恥穴を味わっただろう。
4年間の交わりで、しっくり馴染んだ秘穴とのお別れは、切なかった。
グッと腰を入れて、元カノの秘訣を味わい、元カノをヨガらせた。
「イクよ…」
最後の精液を元カノのお腹に吐き出した。
トロ~リ流れる精液をティッシュで拭いた。
ラブホを出ると、すっかり夜も更けていた。
「思い出の海まで、走ろう…」
愛車アルテッツアで真夜中の海を見に行った。
そこは、最初のデートで来た場所で、やっぱり真夜中の海だった。
長い時間、寄り添いながら、ずっと黙って海を見ていた。
元カノがこの街にやってきた4年前、毎朝コンビニで顔を合わせて知り合いになり、そして初めての夜。
つい数か月前までセーラー服を着ていた18歳の女子大生の初々しい秘裂を拓いたあの夜のことを、思い出していた。
秘裂を広げれば、瑞々しい秘穴がポッカリと開き、その奥にギザついた処女膜が見えた。
初めて味わうクンニに頬を染め、秘豆に与えられた快感に吐息を漏らした。
元カノは、目の前で脈打つh締めて見たイチモツに目を見張った。
それでも、知識として知るフェラをしてくれた。
拙いフェラだったが、愛情が感じられた。
「入れるよ…大丈夫。中には出さないから…」
生で入れた。
先っぽに処女膜を感じながら、ゆっくりと挿し込んだ。
処女膜が破れた瞬間の元カノの表情、忘れられない。
破瓜の痛みに顔をしかめながらも、愛した男と一つになれた歓びの表情をしていた。
この娘をオンナにした男になれた感激の思いで、処女だった元カノの女穴を味わった。
元カノの処女膜を突き破る瞬間、グリッとしたあの感覚を忘れない。
そして、経験を重ねるうち、元カノは女の悦びを覚えていった。
秘唇は育ち、色づき、秘豆は皮が剥けて行った。
やがて、元カノは心から快楽を愉しむようになり、自らも腰を振った。
俺に跨ってロデオのようにヨガリ狂った。
血管の浮き出たイチモツに元カノの白濁愛液がからみ、育った秘唇がはためいた。
いったんイチモツを引き抜き、元カノの両足首をもって大きく脚を開かせ、愛液がべっとりの濡れてひくつく秘穴晒させると、その愛液の匂いが性欲を一層掻き立てた。
可愛い女子大生の卑猥な股間、そのギャップがたまらなかった。
それも、もう終わりなんだなと、淋しい思いが込み上げた。
遠くにフェリーの灯りが見えた。
夜が明ける前に帰路に就かねば、元カノは遠路を帰らねばならないのだ。
「そろそろ帰ろうか…」
「そうね…」
「着いたら起こすから、寝てていいよ…」
「うん。ありがとう…」
シャコタンでスポーツマフラーのアルテッツアにも慣れた元カノは、走る車の中でも寝ることができた。
街まで峠を流しながら、上下するタコメーターを眺めてた。
ヒールアンドトウでコーナーに突っ込み、クリップを過ぎて加速した。
峠にエキゾーストノートが響いた。
「この音を聞くのも、これが最後ね。こんなクルマ乗ってる人、少ないから…」
6MTを掻き回す様子を見ながら、元カノが言って、目を閉じた。
遠くに街の灯りが見えてきた。
その灯りが近づくと、夜が白々と明けてきた。
エンジンをクールダウンするように、幹線道路を流した。
街の灯りが、一つ、また一つと消えていった。
「もうすぐ始発が走り出す…さよならだね…」
「ええ。今までありがとう。楽しかった…」
駅に着いた。
トランクから、元カノのスーツケースを出した。
「それじゃあ、さよなら。元気でね。」
「君もな。さよなら…」
どうしようもない別れってある。
当人たちだけでは解決できないことがある。
遠距離恋愛にはあまりにも遠すぎて、別れしか、答えが出せなかった。
元カノを連れ去る始発が走り出し、俺はアルテッツアにもたれて手を振った。
そして、やがて始発は見えなくなった。
アパートに帰って、ひと眠りした。
10時ころ目が覚め、朝とも昼ともつかない飯を食いに出かけた。
今頃元カノは、東京駅で飯食って、新幹線を乗り換えてる頃かな、と思った。
飯を食い終わり、ガススタに寄って、食材を買いにスーパーで総菜を買い込んで帰った。
洗濯しながら掃除してたら、実家に着いたと元カノからラインが入った。
元カノの実家、新幹線を降りたら、在来線の特急に乗り換えて2時間かかる。
交通費だけで高額な距離だった。
帰郷は、元カノの家庭の事情だから、どうしようもなかった。
夕方、笑点を見たけど、少しも笑えなかった。
元カノを見送ってもう5年、俺もこの部屋を出て行くし、アルテッツアももうない。
クルマはヤリスに乗り換えたけど、ほんの些細な抵抗は、6MTにしたこと。
きっと、アルテッツアを見るたび、元カノを思い出すだろうな。
引き出しの奥にしまってあった元カノの写真、
「さよなら。俺ね、結婚するんだ…」
と言って、処分した。
元カノは結婚したかな…まだかな…
もう会えない元カノの幸せを願った。