社会に出て最初に付き合った元カノが、初めて結婚を意識した女性でした。
大学生の床の元カノたちは、ヤルのが目的で、愛情は後付けのような感じがします。
私23歳、元カノは21歳で、私にとって3人目の女性、そして、初めての年下女性、初めて経験した処女膜突貫でした。
独りの女性が、生まれて初めて男性器を受け入れる、その現場に立ち会えたことが、とても嬉しかったのを覚えています。
それから、処女だった元カノが、少しずつ快感を覚えて、淫らと羞恥の狭間に揺れる様子や、ついに耐え切れずにヨガりだすまでの過程を見られたのもいい経験でした。
元カノは、騎乗位がとても好きで、感じてしまうことには恥じらうけれど、腰を自由に動かして男性器をコントロールして、快感を貪りました。
騎乗位で元カノが動くとき、最初は腰を上下に動かして、それから少し前傾姿勢になり、クリトリスを男性器の根元に押しつけながら、腰をクイクイさせました。
それから、腰をグラインドさせて女性器内を男性器で掻き混ぜてヨガリ狂いました。
でも、騎乗位は元カノが気持ちいいように動いてもらえるから、ああ、その辺が感じるのかと、その場所を正常位で突くために探るのに最適だと思います。
それから、元カノって愛液の匂いが甘酸っぱかったんです。
トイレの芳香剤みたいな香りで、私のアパートでセックスした後、元カノと街に出てデートして、夕方部屋に戻ると、私の部屋にその匂いが残っていました。
ある金曜日、残業で会えないはずが、相手方の予定が変わって予定より早く仕事が片付き、元カノに今から行くとラインを入れて、元カノの部屋を訪ねたんです。
元カノのアパートの方が、残業してた場所から近かったので、元カノの部屋に入ると、元カノの部屋からあの甘酸っぱい匂いがしたんです。
その時、ピンときました。
元カノ、私が残業だから、誰か男を連れ込んで、浮気セックスしたんだと思いました。
一緒にお風呂に入って、元カノをクンニした時、元カノの女性器は間違いなく充血してて、つい数時間前まで男性器で激しく擦られていたことが窺えました。
この夜、元カノの部屋にお泊りしましたが、元カノ、私が勘づいたことに気付いたようで、この日を境にギクシャクし始めました。
私は、いつ振られるんだろう、いつ、最後に会う日になるんだろうと、ビクビクして過ごしました。
そして、交際二周年記念で二人でお泊り旅行した夜、旅館で元カノが、
「気づいてるんでしょ?私の裏切り・・・」
「・・・」
黙って俯いた俺を見て、
「バレてるのに怒らない、なじらない、私の方が耐えられない。今回の旅行・・・お別れ旅行にしましょう。きっちり二年でおしまいにしましょう・・・」
この夜、お別れの最後のセックス、すごく切ない射精でした。
もう、この身体に精液をかけることも無くなるんだなと、自分が処女膜を破り、開発してきた元カノの身体が、別の人のものになると思うと、哀し過ぎました。
翌朝、朝食を食べに行っても沈黙な二人は、旅館を出て、駅に向かい、無言で揺られて戻ってきて、
「ここで、お別れしましょう。今までありがとう。そして、裏切ってごめんなさい。あなたの彼女でいる資格は、私に無くなった。元気でね。さよなら。」
「元気でな。さよなら・・・」
駅構内に消え札元カノの後ろ縋ったがとても淋しそうで、涙が溢れました。
その後、暫くは恋ができないでいました。
裏切られて別れた恋でしたが、自分が女にしたという自負と、まだ残る未練が、元カノを諦められないでいました。
それでも、私が好きだと言ってくれる人が現れ、元カノを忘れられるかもと付き合い始め、その彼女を抱きました。
処女ではありませんでしたが、とても女らしい良い身体をしてて、セックスに関しては元カノよりも相性がいいみたいでした。
それに、初めて私に抱かれた夜、ポロポロ涙を流して、
「これで思いは遂げられました。もし、振られたとしても本望です。」
と言われて、そんなに好かれてるのかと感激しました。
彼女とは、ほのぼのとした恋愛が続いています。
でも、元カノに対する思いが、絶ち切れないでいました。
そんな先日、偶然、元カノに再会しました。
かなり近距離で目が合いましたが、会話はできませんでした。
でも、元カノを見て、もう、私が愛してたあの元カノじゃなくなってることに気付きました。
再会は電車で、元カノの後姿を見送った駅でした。
出ん差yに乗り込むと、隣に反対方向の電車が入選して来て、窓越しに立っていたら、その電車に元カノが乗り込んできたのです。
2枚の窓越しに、元カノと目が合いました。
別れてから2年、ちょうど付き合ってた時間と並んだ頃、、再会しました。
まるで、時間が止まったみたいでしたが、見つめ合ったのは一瞬で、元カノはすぐに視線を外し、私に背を向けて座席に座りました。
ずっと未練が残ってた元カノだったのに、私が見た元カノは、他人を見てる感覚で、あの頃の元カノはもう、いないんだと確信しました。
間違いなく元カノでしたが、顔つきも変わっていましたし、別人のようでした。
なんだか、憑りつかれていたものが、取れたような気分でした。
これで、彼女にプロポーズできそうです・・・