当時、大好きだった幼馴染がいた。
でも幼馴染は私を好きにはなってくれず、別の彼女がいて学校でも仲良しだった。
私は当時先生と秘密の関係を持っており、それがどこか引け目に感じてしまい上手く恋愛が出来なかったのもあり、幼馴染にも上手くアプローチなんか出来ず儚く恋が終わった。
ある日体調を崩し3日ほど寝込んでいたとき、配られたプリントを幼馴染が届けてくれた。
私の家は鍵をある場所に隠しており、小学生の頃からうちで頻繁に遊んだことがある子には私が教えていてインターホンを鳴らしても出てこない場合は入っていいよと言っていた。(男女問わず)
幼馴染とは小学4年頃から家で遊ぶことは減っていて中学では遊んだことは無かったのだが、それを覚えていたらしく寝ている私から返事がないため鍵で中に入ってきたようだった。
階段の音で私は目を覚まし、母親では無いであろう足音に背筋が凍る。
「よっ」
少し螺旋気味でほぼ登りきらないと私のベッドからは見えない作りの階段から、最近では来ることもなかった幼馴染が軽くそう挨拶すると図々しく私の部屋に入ってきた。
「久しぶり。」
「なんであんたが来たの。」
女の子の幼馴染もいるにはいる。
しかも毎日登下校一緒の子だ。
ただその子とはクラスが違うので、担任は同じクラスの最も近い幼馴染に頼んだのだと面倒くさそうに言われた。
一瞬でも私の事心配してくれた?とときめいた気持ちを返して欲しい。
業務連絡のように来週の持ち物とプリント、宿題の範囲など教えてもらい、ありがとうとお礼を言うとなんだよ気持ち悪いと悪態をつか、力なく肩を殴ろうとしたらパシッと手でそれを受け止められた。
その時に久しぶりに触れた幼馴染の手が大きくなっていて、私の拳を包込めてしまう大きさだと気がついた。
「最近さ、彼女に童貞かって聞かれて。」
手をそのままにポツリと呟く幼馴染の言葉に頭の中がパニックになる。
中学でそんな話すんのか!?とかそういうとこまで中学生ですんの!?とか色々言葉がぐるぐるしていると、顔が赤くなっていたらしく幼馴染は私を見て笑った。
「そういうのってさ、言いたくないじゃん。だから誤魔化してたんだけど、電話とか部活帰り送ってる時とかもしつこくて、ちげぇよって言っちゃったんだよね。」
「え、違うの…?」
「いや、した事ねぇよ。」
「あ…、うん、そういう。」
ちょっとイキってしまったという失敗談だ。
なんにせよ、彼女が出来てた時点で諦めてが好きな人のそんな下ネタトークを平然と聞けるほど私自身恋愛の経験はなく、沈黙が流れてしまった。
すると、幼馴染は何を血迷ったのか握った手を少し引き体制を崩した私にキスをしてきた。
数秒、数十秒、反応出来ずにいると少し汗ばんだスエットの中に手が入ってきて、寝ていたのでノーブラだった私の胸に触れたとこで幼馴染を突き飛ばした。
「お前、何考えてんの?」
あくまでも冷静に、あくまでも女らしさを見せないように、とにかく強がってなんとも思ってないという表情を作ったつもりでなるべく低い声でそう言ってやった。
でも幼馴染は怯むことはなく、立ち上がると今度は何も喋らず近づいてきてベッドの上に乗ってきて私を上から押さえつけた。
「は、」
「童貞捨てさせてくんね?」
「いや、彼女としろよ。」
「お前俺の事好きじゃん。」
真っ直ぐ見下ろされそう言われてしまえば何も言い返せなかった。
それからはされるがまま、力は入らないので好き放題胸も体も舐められて、パンツに手を伸ばされれば既にベトベトになっている私の陰部を見て、「やっぱまだ好きなんだ。」と満足そうに笑う幼馴染。
悔しくて声を出さないようにと唇を噛んで堪えてみたが、にゅるにゅると無骨な指が出たり入ったりするだけで小さくぁっ、ぁっ、と声が漏れてしまう。
「お前、した事あんの?」
そう聞かれてブンブンと横に振ると、幼馴染は興奮したのかシャツと学ランのズボンを脱いだ。
変な話で先生との関係を持っていたため、挿入は無いものの男の人の性器を見た経験はあったのでそこまで驚きはしなかったが、小さい頃からよく遊んでいた幼馴染の興奮した雄の姿に身震いした。
「お願い、もうやめて…?」
これ以上はダメだと最後のお願いをした。
その言葉に幼馴染は少し驚いたのか目を丸くして私を見ると再びベッドに覆いかぶさってきて恋人のように深いキスをした。
「いい思い出になるだろ。」
くちゅくちゅと先端を擦り付ける幼馴染を拒もうと足を閉じようとするがしっかりと体をねじ込まれ正常位の体制でズブズブと侵入されてしまった。
「きっつ、あー、やばいでそう。」
「中はやめろ、本当に!」
「おい、締めんな。」
うっと情けない声を漏らしそのまま幼馴染が身震いした。
中に出た感触などは特に分からず、唖然としていると幼馴染のそれはまた膨らんできて中を圧迫していく。
「抜いて!とにかく、早く!」
「無理、もう1回させて。」
「本当に、やめてって!」
「うるさい。」
そういうとさらに奥にいこうと片足を肩に乗っけ、激しく子宮に鬼頭が擦られているように思えた。
揺さぶられながら潮を吹いたらしく、ベッドはびしょびしょになり、声も我慢できなくなって獣のような声を出しながら絶頂。
1度出したせいか幼馴染はなかなかイかず、私ばかり狂ったようにイキ続け、結局最後は声も枯れかけた頃に最初よりも奥の方に出されて終わりました。
「やっぱ、お前肉付きいいよ。」
またさせて、そういうと衣服を整えてこもった匂いを換気するため少し窓を開けて軽く私のおでこにキスをして出て行きました。
初めては痛いと聞いていたのに、それが全て気持ち良すぎて痛みは次の日腰にくるものだけでした。
以上が惨めな初体験のお話です。
この幼馴染とはあと3回ほど関係を保つのでまた書かせて頂けたらとと思います。
ありがとうございました。