僕はその時浪人中の受験生だった。予備校が休みで、昼近く
まで寝ていて、起きたら家の者は誰もいなかった。僕は、ラ
ンニングと高校時代体育で使ってた短パンだけで何となく
縁側のような廊下に座って庭を見ていた。そこへ、お隣の女子大
四年生の優美ちゃんが、入って来た。一人っ子だった僕にとって
は小さい頃からお姉さんのような存在で、家族のような感じで
仲が良かった。それが、高校生になってから、何となく女性として
見るようになってしまって、オナニーのおかずに優美ちゃん
とのセックスを想像するようになってしまって、それを気取られまい
としてなんかぎこちなくなってしまっていた。だから、できるだけ
顔を合わさないようにしていたのだが、なんとその時は、
僕一人だったこともあって、逃げようがなかった。正直、その頃は
優美ちゃんを思い浮かべただけで勃起してしまうほど、性の対象だった。
そういうことを知ってか知らないでか、優美ちゃん、その日は、
なんと、ホットパンツにTシャツ一枚という姿で僕の前に現れ、
廊下に座ってた僕の隣に腰かけて、話しかけてきたのだ。
はじめは世間話だったけど、受験と恋愛どっちが大事とか、
初恋の話とか突っ込まれはじめ、僕はドギマギ。それを
楽しむように優美ちゃんがニヤッと笑った気がした。勉強も
大事だけど、運動も大事だよとかいって時々立ち上がって、
僕の目の前でラジオ体操みたいなことはじめ、胸をそらせたり
脚を伸ばしたりしたのだ。胸をそらせたとき、乳首がポチっと
浮き上がったり、ホットパンツの前の部分が突き出されたり
伸ばしたときにその裾口から中のブルーのパンティーが見えたり
で僕は一気に勃起してしまい、それを隠すようにペニスの
向きを調整して胡坐を組んだ姿勢に変えたりした。一通り
運動してまた僕の隣に腰を掛けたとき、さっきより僕に
近いところに座って、僕の膝に手を置いて、意味深に言った
「○○ちゃんも体、動かしてごらんよ。気分しいよ。」
「ぼ、僕はいいよ。」
「あら、どうしたの? 動けないわけでもあるの?」
「な、ないよ。そんなもん。ただ、動くと汗かくし、暑いし」
「確かに、そうね。でも、汗かいてみるとスッキリするわよ。」
そう言いながら自分のTシャツの胸元をつまんでパタパタと
中に風を入れるような動作をした。その時、優美ちゃんの
胸が見え、乳首がツンと存在を主張しているのが見えてし
まった。その時思わず凝視してしまった。次に優美ちゃんが
取った行動が導火線に火をつけてしまった。優美ちゃん、
なんと、ちょっとTシャツの裾をまくり上げてお腹を出し、
ホットパンツの前の方をつまんでパタパタと空気を入れたのだ。
前に引っ張った時中が見え、本当に股上の短いパンティー
が大事なところを覆ってるだけという感じだったのだ。
僕は、なんとか理性を保とうと必死でこらえた。でも、ダメだった
「○○ちゃん、どうしちゃったの、全身カチカチみたいだけど?」
「ゆ、優美ちゃん!知ってるくせに~!!」
僕の理性は性欲爆弾で吹っ飛び、優美ちゃんに抱きつき廊下に
押し倒してしまった。Tシャツの中に手を突っ込み、ホットパンツ
の上から股間を触った。優美ちゃんは、そうなることを予想
していたのだと思う。きゃ~!やめて!とかいって騒がなかったし、
なによりも跳ね除けようすればできたのにそうはせず、逆に
僕をなだめるように優しく抱きしめてくれていた。
「わかった、わかってるからあわてないで、わたしがちゃんと
してあげるから、あわてないで」
そう言われて、我にかえった。それからは、全てが優美ちゃんの
ペースだった。廊下の奥の畳の部屋に転がるようにはいり、
そこで、僕は全裸にされた。僕が仰向けになってるところに
全裸になった優美ちゃんが重なり、キスをされた。舌を吸われ
噛まれ、ペニスを握られた。しばらくそうしていて唇が離れると
優美ちゃんは僕の耳元で言った。
「○○ちゃん、初めての人、わたしでいいよね。」
僕はただ首を縦に激しく振るしかできなかった。
「じゃあ、入れるね。これで、〇〇ちゃん、男の子、卒業だよ」
ペニスが何かヌメヌメしたものにくるまれるような感じがして
優美ちゃんと体がピッタリくっついてしまった感覚にとらわれた。
優美ちゃんは僕の上で静かに動き、時折、唇を吸われ、
夢見心地の中、急激に上り詰め思わず、お尻がピクピク動いて
しまい、あまりの気持ちよさにのけぞった。その時、優美ちゃん
は何も言わず、僕をきつく抱きしめてくれていた。
しばらくして耳元で
「ちゃんと、逝けたみたいね。よかった。」
「で、でも優美ちゃん、赤ちゃんとか」
「今日は大丈夫なの。心配しないで」
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二人でシャワー浴びている時に、僕は、またしたい、と
いった。でも、大学に合格するまでお預け。今度は合格祝いに
してあげる!とちゃかされて終わった。なんとか、機会をみつけて
アプローチしようとしたけれど、本当に合格するまで、一度も
チャンスはなく、そのことが勉強に勢いをつけたのか、
志望校の一ランク上の大学に行けたのは幸いだった。
優美ちゃんには感謝しかない。