大学入学後のことです。別にイケメンでも何でもない僕は、何故か同じ学部の女の子(女子が少ない学部で、比率的には15:1ぐらい)に一目惚れされました。
彼女がランチや授業でよく僕の近くに来たり、ほぼすっぴんだったのがお化粧するようになったことは気づいていたものの、男子校出身の恋愛や女の子のサインに超鈍感な僕と、中高一貫女子高出身の奥手な彼女では、そこから1年半、恋には進展しませんでした。
2年生の後半になり実験が始まりました。実験は2人でペアを組んで週2でやります。最初の実験のオリエンテーションでその説明があると、彼女が僕に「あの、一緒に実験していいですか?」と声をかけてきたので、OK出しました。
実験の相性は抜群で、実験は終われば帰れるので、程なくさっさと実験を終わらせ、一緒に帰る仲になりました。
一緒に帰り始めて3回目ぐらい。学校を出た所で彼女が立ち止まって「ねえ、xxくん、彼女いるの?xxくんはカッコいいから素敵な彼女がもういるんだよね・・・」といきなり俯かれました。
えーと、鈍感な僕には、ちょっと何言ってるか分からなかったです(苦笑)
全然カッコよくもないし(ほんとにブサイクなんで)、素敵どころか彼女すらいねーし、何を言ってるんだろうと不思議に思ってました。「別にカッコよくもないし、僕に彼女いるように見える?ホントに??」と間抜けな怒涛の0点回答を繰り出す僕でしたw
そんな僕も実験や帰りに日々接する中で彼女に惹かれていって、逆に「xxさんは彼氏いるの?xxさんは綺麗で優しいし頭もいいし、お付き合いできる人が羨ましいな」と彼女に言われたようなことをそのまま言いました。「え・・・いないよ・・・だって・・・」と泣き出した彼女に鈍感な僕でもビックリしました。
それを機に、やっとお付き合いが始まりました。周りの友人に後から聞くと、彼女の僕に対する様子からとっくの昔に付き合ってると思ってたらしいですし、彼女に聞いても「最初見た時からずっと好きだった」と言われたし、罪悪感を感じました。
エッチについては、鈍感と奥手の割には付き合ってからすぐにやりました。お互い理系で好奇心が強かったのか、ただの本能か。
僕が下宿、彼女は実家で、学生でそんなお金も無いので、場所は学校から一緒に帰る途中の僕の下宿が多かったです。とはいえ当然処女と童貞でして。
お互い殆ど何もエッチを知らないから、お互いの体に無いものをきちんと知ってからがいいよね、と話し合って、お互いが人生で初めて見るオトコとオンナの体やその本能を、僕らを今この場に結び付けた実験のように、一つ一つ検証を通じて理解しました。
最初は(それすらお互い見たことない)全裸を見るところから。彼女の全てを見て勃起が収まらず我慢汁も出始めている肉棒を触ってもらったり、うっすら濡れるマンコをなめたり、抱きしめ合って激しくキスをしたり、互いに同時に性器をなめ合ったり。入れる以外は思うまま、そして一つ一つお互いを理解するように求め合いました。
何回かやってるうち、だいぶ分かってきて入れたい気持ちが我慢できなくなり、いよいよ初エッチ。勿論ゴムは付けました。
頭で理解したからある程度大丈夫だろう!と謎の自信を持ってたんですが・・・
半分ぐらい入ったところで、おマンコに肉棒が刺さり始めている光景、彼女から少し漏れる声、ついに一つになったんだという事実が重なって興奮してしまい、意識がぶっ飛んで射精感が一気にこみ上げてきました。そのまま腰を振る間もなくお漏らし。処女童貞ダブル喪失は僕の暴発で、彼女の方がエッチを体感する前に立派に失敗しました。
さすがにちょっとショックでした・・・
彼女はそれでも一つになれたことを喜んでくれました。優しい・・・
なお、僕がこれまで見せたこともない表情をして呻いてたことは、男の人の射精の瞬間として、その後ゴムに出した、こちらも初めて見たリアルな精子とともに、初体験の印象に強く残ったそうです。