もうずいぶん前、私が大学の4年生の時の話です。
私はとても内気で、中学・高校生の時から男子と話したりできなくて、ボーイフレンドと呼べる人はいませんでした。
そんな自分を変えたくて、大学に入ったらもっと積極的に男性にも接しようと思っていましたが、そんなにすぐに変われるわけでもなく。
結局、彼氏どころかボーイフレンドもできないまま大学も3年生の秋になっていました。
周りの友達はみんな彼氏がいて、男性との経験の話なんかをよくしていましたが、私にはよく分からず、あいまいな相づちを打つだけ。
彼氏がいない分、耳年増というか、コミックや小説でを読んで想像を膨らませ、自分でしてしまうことも。
中学生のころから性的なことには興味強く、そのころからオナニーの経験もありましたが、友達の生々しい体験を聞くとその夜は決まってお布団の中で。
ある日、仲のいい友達5人で女子会をした時、いつものようにみんなの体験談に。
初体験はいつで、どうだったかをという話になりました。
驚いたことに私以外全員十代で初体験経験済。私も適当に話を合わせて18歳の時経験したことにしましたが、友達の一人が「二十歳すぎて処女だと彼氏に引かれるよね」
といった言葉がとてもショックで耳に残りました。
私はなんとか処女を卒業しようと考え、通販で大人のおもちゃを買いました。
厳密にいえばおもちゃで経験しても処女卒業とは言えないけど、男性とそういうことになった時、処女と分からないいようにするため。
届いた小包は普通の会社名で送られてきて、宅配便の人に気付かれることもなく、ほっとしました。
ドキドキしながら包みを解くと、男性器をリアルに再現した、おもちゃが二本。
小と中の大きさを買いましたが、小でも思ったよりずっと大きく、こんなものが本当に私の膣に入るのかちょっと不安になりました。
私はいつものようにベットに横になりコミックを読みながら気持ちを高めます。
コミックの男性の動きに合わせて自分で服を脱いでいきます。
パジャマの前のボタンをはずすと、ブラジャーの下に手を潜らせて乳房をもむ私。コミックの中の彼は私の乳首をつまみ、軽くこねるように。
私の乳首が固くなるのを確認して、ブラをはずします。
私は彼が乳首を口に含むのを想像しながら乳首をつまみ、乳房をもみます。
彼の手がパジャマのズボンに。
彼はパジャマとショーツを一気にお尻のほうから抜き取ると、柔らかい恥丘に手を。
「いいの?」と彼が私に。私小さく「うん」と頷くと彼の指が私の割れ目の奥に。とうとう男性に性器を触られる私。
私は自分でクリトリスに触れながら「こんなに硬くなってる」というコミックの中の彼の言葉を重ねている。
ひとしきり、私のクリトリスを捏ねくった彼の指が、私の割れ目をさらに下り膣口を探り当てる。
「すごく濡れてる」彼の言葉に興奮する私。
彼の人差し指と薬指が私の肉襞を開いて、中指が膣に潜っていく。膣に彼の指を根元まで受け入れる。
膣が気持ちいい。ここまではオナニーで経験している。膣のザラザラした前部を彼の指が擦ると快感がこみあげてくる。
私は荒い息の狭間でやっと言う「して、もうして」
彼が私の大腿を割って覆いかぶさる。そして硬くなった男性器を私の広げた肉襞に。
私はそんな想像をしながらローションをつけて用意していた男性器のおもちゃを膣口に押し当てた。
男性器が押し込まれていく。「痛い」「すごく痛い」
小とはいえ指とは比べようもなく太い。亀頭の張り出しも初めての経験。
一旦抜いてまた押し込む。「痛い」「やっぱり痛い」
「彩が上になってやってみる?」彼がやさしく気遣ってくれる。
私はベットから降りて、床に吸盤を押し付けて男性器のおもちゃを立てた。
そして、自分で襞を開き膣口を男性器に押し付け腰を下ろしていく。
痛いけどさっきよりは楽。力も入る。
膣が広がっていくのがわかる。入ってる。私の膣に。
「痛い」「怖い」でも「処女でいいの」「もう少し」「あと少し」
そんな事を頭の中で繰り返しながら、少しづつ、少しづつ私は腰を下げていく。
もう大きい亀頭の部分は膣の中に入ってる。あとは細い竿なのに、どうして?
私は少し腰を上げ息を止めて思いっきり腰を下げた。
「メリッ」といった感覚と鈍い痛み。さっきより深く入ってるみたい。
私がもっと腰を落とすとズリズリと男性器は根本まで入った。
今度はゆっくりと腰を上げる。膣の中に隠れていた男性器のおもちゃが現れる。肌色のおもちゃに赤い血の筋が。
とうとう処女卒業。
それ以来。おもちゃの挿入がオナニーの中心に。
最初は痛いだけだったけど、今はクリより膣の中のほうが気持ちいいです。
もちろん小ではなく中を使ってます。
大も買っちゃおうかな。もう処女卒業と思ってもいいですよね。