中一の時に机が隣になって仲良くなった由香を好きになったけど、友達関係まで壊れそうで告白できなかった。
二年になるとき、クラス替えで離れ離れになる直前、由香に「好き」だと言ったら、両想いだったことが分かり、付き合うことになった。
一人っ子の由香の母親がパートでいない日、由香の部屋でキス、そして初体験したのが中二の夏休みだった。
お互いの裸をしげしげと眺め、俺は由香のオマンコを広げて奥を覗き見、由香は恥ずかしくて真っ赤になってた。
あの時見た、中二の処女オマンコは今も忘れない。
オマンコを弄ってると、次第にヌルヌルしてきた。
薬局の裏の自販機で買ったコンドームをハメて、由香のお尻の下に新聞紙を敷いて、対面座位でオマンコへチンポを突き挿した。
中二の男女が、腰を突き出して結合部を眺めながら、何度も外れたり、ゴリってなったりしながらも、やがてグサリと処女膜を童貞チンポが突き破った。
処女膜が破れた瞬間、由香は表情を歪ませた。
次第に後ろへ倒れた由香、覆い被さる俺、正常位で自然に腰が動いた。
破瓜の痛みに声を上げ、でも、俺と一つになれたことが嬉しいと言った由香。
中二の由香の処女をもらった瞬間、由香が心から愛しいと感じた俺。
由香の処女膜を突き破る瞬間、俺がチンポで味わった感触は今も忘れない。
さっきまで処女だった由香のオマンコの感触を忘れない。
初めて一つになって僅か三分、コンドームを満たした射精を忘れない。
いつしか、由香が痛みより快感んい顔を歪めるようになっていった過程を忘れない。
由香は、中学卒業とともに、父親の仕事の都合で引っ越して、別れた。
最後のセックスは、生まれて初めてラブホに入って、思う存分お別れした。
そして、お別れの日、由香たちを見送るご近所さんに混じって、由香に手を振った。
父親の運転する車の後部座席から俺を見た涙ぐむ由香の作り笑いが歪み、口が「バイバイ」と動き、小さく、手を振った。
俺は、自分の部屋でずっと泣いてた。
由香は、忘れられない初カノになった。
それから8年後、俺は東京にある大学を卒業して地元に戻り、就職し、社会人一年目が終わるころ、由香と再会した。
素敵なレディになった由香は、綺麗だった。
恋心が激しく蘇り、
「由香…戻ってきてたんだ…俺…」
「待って。違うの。こっちに来たのは、中学時代のお友達に会うため…私…結婚するの…」
「そ、そうなんだ…お、おめでとう…」
由香を見送りに駅まで行った。
こんなことなら再会なんてさせないでくれと、神様を恨んだ。
お別れはしたくないけど、恋は一人で出来るものじゃないし、諦めるしかなかった。
まるでトドメを射されるために、再会したようなものだった。
「さよなら…元気でね…」
「さよなら…幸せになるんだよ…俺の初めての彼女さん…」
そう言ったら、由香は素敵な微笑みを見せてくれた。
由香を乗せた電車が走り去った後、由香が幸せに向けて歩んでいると知って、嬉しく思えた。
そうしたら、再会させてくれてありがとうって思えた。
由香に心から「さようなら」が言えるような気がした。
そして、俺も前を向いて歩んでいこうと思った。