ママ友主催の親睦会に付き合わさたのはお泊まり会だったからで、ついていかない訳にはいかなかったから。
年の近い女の子もいないし、正直つまらなかった。
でもこのつまらないはずのイベントが、私の初体験をお膳立てしてくれたのだから、何が起こるかわからない人生…
ママ達は年甲斐もなくビキニなんかを着てたりして、日頃の憂さ晴らしかすっかりはめをはずして浮かれていた。
(類は友を呼ぶって本当なんだなあと痛感!)
ほとんど女子会なんで、小さい海岸でBBQをやりながら不倫相手でもできないかなあ…なんて下心もあったに違いない。
じゃなかったら、あんな水着着ないし。
私だってまだ小6だったけど、出席する交換条件におニューの水着買ってもらった。それだって男の目を意識してましたからね、当然…
でも、男がいても家族連れだったりして、なんとなく拍子抜けの気持ちでいた時、ママ友の一人の身内が追加の差し入れを持って来て、男日照りの会に活気を与えてなかなか帰してもらえず、なかば強制参加させられるはめに…
とりたてて騒ぐほどの人でもないんですけどね。
要は場の空気みたいなもので。
彼は目のやり場に困ってるようでしたが、そういう初々しさも三十路を過ぎた女達にはご馳走なんでしょう。
色々質問攻めにされてましたが、何かうちのママの体は一番見てるような気がした。
ちょっと太めかもしれないけど、よく日に焼けてて豊満ボディではあるし…
でも、彼が本当に意識してるのは私なんじゃ…?
ママに娘と紹介されてからの彼の私にだけわかるように向ける視線…
私はその視線に気づいた途端、彼の見方が変わっていた。
それからもしげしげ観察したが、なんか悪くないんじゃないか?
そう肯定的に考えるようになっていて、私も場の空気に触発されていたのか、彼ともっと親しくなりたくなっていた。
しばし中断しますが続きはレスに…