高校生の頃、初めてのセックスをさせてくれたのは、
近所の家に下宿していた4つ年上の女子大生でした。
大学受験を翌年に控えているのに性欲にさいなまれる
ストレス抱えた高校生とこっちで就職決まらないと里
帰りして親の決めた相手と結婚しなければならないス
トレスを抱えた女子大生が、出会ってしまって一気に
燃え上ってしまった感じだったんだと思います。
「君の童貞はわたしがもらってあげる!」
「ええっ! い、いいの?」
そこからは頭が真っ白で、気付くと僕の部屋のベッド
の上で裸で仰向けに寝てて、お腹の上にその子がやは
り全裸でまたぐように乗ってって、僕のほほを何度か
叩いていた。宙を漂ってるような快美感に包まれ夢う
つつ意識もうろうという感じでした。彼女はそんな僕
の意識を現実引き戻すようにほほを叩いて起こしてく
れた、そんな感じでした。
「いい?入れちゃうわよ。よく見てて。ほら、ここが
入り口。もう、戻れない。いい?」
僕の下半身はなにか別物のような感じがしていました。
首を持ち上げお姉さんのあそこの割れ目に僕のペニスが
徐々に埋もれていく様子をなんか他人事のように見てい
る感じでした。根元まで入ってしまって体同士が一つに
なったというのにその感触が他人ごとのようで変に冷静
になっていたのが不思議です。お姉さんはそのまま倒れ
こんでくるように覆いかぶさってきて僕を抱きしめまし
た。僕も自然に彼女の体をしっかり抱き留めました。
耳元で「どお? 気持ち、いい?」そう聞かれてしばら
くして股間の性欲による何とも言えない性の快感が戻っ
てきたのでした。「う、うん。す、っすごーく気持ちいい。」
最近のエロビデオで見るような激しい動きなど全くない
なんとも不思議な合体時間だったと思います。男と女が
合体してるってこんな幸福な感じなんだあと漠然と思い
ながらお互いを静かに抱きしめていた、そんな感じ。
「だいじょうぶ? 重くない? このままでいい?」
「いい。もう、ず~~~っとこうしていたい!!」
「ガマン、できるの?」
「ガマン?」
「出そうになっていないの? ピクピクしてるのわかる」
そういわれて、はじめてペニスの根元の方から何か突き
上げてくるような快感が上がってくる絶頂の直前だと気づ
く、それくらい意識が幸福感で包まれていたのでした。
お姉さんがお尻全体を緩やかに動かし始めると、僕はもう
体全体か溶けてしまうほどの快感に見舞われ、
「ああ、もう、もう、ダメ! ガマンできない!出ちゃう!」
そう叫んだような記憶が蘇ってきます。お姉さんにしがみ
つくように密着度を高めていたと思います。そんな僕の様子を
冷静に察知してくれていたのか耳元でこうささやかれました。
「登りつめちゃって、ガマンしたらだめ。自然にまかせて出して」
ますます、快感は高まり僕はのけぞるようにして射精をこらえました。
すると「ガマンしないで!ほら!思いっきり出していいの。大丈夫だから」
もう駄目でした。強烈な脈動が根元から走り上がり、ビュンと精液が
お姉さんの体の中に飛び出た感触があって、後は脈動を止められず
いつまでも止まらない快感の脈動に恐怖を覚え再び意識が遠のいた
ようでした。ずっと同じ姿勢だったとおもっていたのに、
気付いたときは、僕がお姉さんの上に覆いかぶさるようにしていて
感じでした。ペニスがどうなってるのか気になってちょっと
体を浮かせたとき、まだ、割れ目の中に埋まってる感じだったのが
不思議でした。勃起はおさまってしぼんでいたと思ったら、
そうではなくて、ガチガチではないもののまだある程度大きくなっていました。
その様子を下からみていた彼女は言いました。
「ちょっと、腰を動かしてみる?」
僕はそうしました。すると、ツルンとまるで割れ目から産み落とされるように
ペニスが抜けました。その、抜けるときの刺激が気持ちよかった
のか、ペニスは再び硬く反り上がりました。
「わあ!元気! また、入れてみる?」迷わず割れ目に
近づけ這わせるようにしているとまた入ってしまいました。
「気持ちよくなるように、動いてみて」
自然に体が動きました。単調なぎこちないピストン運動だった
と思います。なのに、やらせてくれてるお姉さんが急に起き上が
るようにして僕を抱きしめ苦しそうに呻き出しました。
なにかいけないことしたのかと思って一旦動きを止め、
「大丈夫?なんかしちゃった?」
と聞いたのですが、答えに驚きまた興奮。
「いいの。動いて、気持ち、いいの。だから・・・」
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そのおねえさんとは、それっきりだったのが残念で、大学に入って
彼女が出来てセックスするようになってもなんかものたりなく、
別れてしまうことが多く、社会に出てさらにいろんな女性と交わる
ようになっても、彼女以上の女性に巡り合えず、身を固められない
で来ていました。そんなとき、海外出張があって二か月ほどポーラ
ンドに滞在していたとき、なんという偶然か、その彼女が、アテン
ダントとしているローカル飛行機で一緒になって、非番の時に
食事をする機会に恵まれ、再会を祝いました。正直、機内で僕の
名前を彼女に呼ばれたとき、誰だったかわからないほどに綺麗で
化粧のせいもあって外国人のように思えたほどでした。
ワインで酔いが回って大胆になって、童貞を彼女にささげたおかげで
いまだに独身だと打ち明けると、なんと、彼女も、そのあと
就職に失敗し里に戻り結婚することになっていたのを家出同然に
旅に出て旅先の外人と結婚して永住権を得てCAに応募したら小さな
ローカル会社が採用してくれて、結婚した相手がたまたま軍関係の
仕事で事故死してしまったおかげで手厚い年金が支給されて
そこそこ優雅に生活しているとのことで、お互い独身であること
がわかり、性欲再燃。僕の童貞卒業の日の記憶があいまいだから
再現したいと冗談半分に言ったのがきっかけで、本当に再現してみよう
ということになって三十路過ぎの男女が絡み合うことに・・・
十年の歳月は新鮮味を失わせるものの、