高校の頃。
あれは本当に不思議な縁で、あれよあれよと言う間にくっついた、長身の彼。
突然かかってきた電話のせいで、クリスマスになぜかデートすることとなり。そのまま、彼の隣にいるようになった。
進学校にいたせいで、冬休みも図書館で勉強したが、28日は午前中までで閉館してしまい、私の家で急遽彼と勉強する事になった。
着替えもせず、二人は制服のまま部屋に篭った。
彼は頭が良く、たくさん教えてくれた。
真面目に勉強した。
でも、魔が差した。
ドアが閉まった私の部屋。
二人きり。
彼は私を後ろから抱きしめた。
まだ、ぎこちない私。
キス。
そして、長い大人のキス。
私には初めての長いキス。
元々、誰かに触られるのが苦手な私は、このキスで失神しそうだった。
呼吸のタイミングも分からないし、言葉で表せない位、脳にジンジン刺激が来る…
服の上から、彼の大きな手が、私の胸を撫でる。
初めての事でパニックだった私は、この成り行きに不安を覚えていた。
その時。
誰かが部屋に近づく気配があったので、彼は行為をやめ、私の隣に戻って勉強してる風を装った。
案の定、よくある家族の部屋襲来。
お茶とおやつを運んできた。
先に進むのは無理だとした彼は、おやつを食べながら、私の顔を見て笑っていた。
その後、彼は
『やっぱり続きがしたい』
と言い出した。
でも、自宅で出来る気がせず、あてもないまま二人で家を出た。
何をするわけでもなく、ただ歩き続けると、そこには人気のない公園。
歩き疲れた私たちは、そこにあるベンチに座った。
寒空の下、あたりが薄暗くなった中、肩を寄せ合って、またキスをした。
また、大人の長いキス。
完全に二人の世界だった。
隙間をぬって彼の冷たい指先が私の乳首に触れると、
【あっ】
と声が漏れてしまう。
まるで手を温めるかのように、私の胸を掌全部に納めて揉み始めた。
もう、私はどうしたらいいのかわからず、気持ち良すぎて、目を瞑って耐えた。
彼の手が片手ずつ私の胸を揉むと、下に手が伸びてきた。
されるがまま彼の指に弄ばれ、私の下着はヌルヌルだった。
彼はゴムの脇から器用に指を入れ、私の秘部にたどり着いた。
【あ…すごいヌレてんじゃん】
と、クリを擦る。
刺激で、
【んんんんっっっ…】
私の声が漏れてしまう。
そのまま、彼が穴に指を入れてきた。
経験したことのない感覚に、目を瞑り、身体を強張らせていると、
【大丈夫、俺が最後まで頑張るから】
と言った。
1本でも苦しい私。
でも、確かに太腿を伝う位の愛液で溢れていた。
彼は私に、
【お願い、舐めて】
と、肉棒を出してきた。
辺りは真っ暗で、外灯がぼんやりついてるだけ。まだ全体像もよく見えず、また、それがどんな行為なのかも分からなかったが、引くに引けず、彼のを口にした。
酸っぱくて苦い味が口に広がった。
まるで、気持ち悪い薬のようだった。
【歯を立てないようにして、出し入れしてよ】
実は全くフェラ自体を知らなかった箱入り娘だった私は、とにかくわからなくて動けず混乱していた。きっと、彼はそんな私の戸惑いに気付いたのだろう。
【もういいよ。】
といい、ゴムを取り出して着けた。
その時、私に彼の肉棒の全体像が見えた。
私は、とんでもないものを、身体に入れなければならないのかと、驚き、気持ちに焦りが出た。
彼はそんな私の焦りには目もくれず、
【どうしようかなぁ】
と呟いた。そして、片方だけ、私の足をショーツから抜き
【俺の足を跨いで、ウ●コ座りして】
というので、
言われるままにベンチに上がり、彼を跨ぐように腰を下ろした。
彼の肉棒の先が私の穴の入口に当たると
【少しずつでいいから入れてみて】
というので、少しずつ入れてみた。
その瞬間、あり得ない位の痛みに襲われた。
アナルの周りを、コンパスの針で突いたような、強くて鋭い痛み。
【痛っっ】
涙が出そうだった。
必死に堪える私に、彼は笑いながら
【ゆっくり、息して】
と言った。
力が抜けず、固まった私をぎゅっと抱きしめて、ずっと
【大丈夫、大丈夫】
と彼は言い続けた。
そして、ようやく全てが入ったものの、まだまだ痛いままだったが、彼が
【自分のペースでいいから出し入れしながら動いてみて】
というので、動いてみようとしたが、私は痛みで動けず。
彼は笑いながら
【今、スカートで見えないけど、繋がってる。俺たち、一つになってるよ】
と言いながら、ガチガチな私をぎこちなく上下に揺すった。
しかしながら、最初は痛みに顔を歪めた私も、少しずつ慣れてきて、動いてみる気になった。
少し動くと、それは今まで感じたことない気持ち良さがあった。
異物感あるけど、決して嫌な感じじゃなく。
温もり…というか、他人の熱感。
ようやく全てが理解できるまで落ち着いた。
すると、駐車場の隅にいた車が、私たちのそばまで移動して、私たちにハイビームを当ててきた。
暗闇でひっそりやってたのに…
私が眩しくて目を瞑り、耳元で覗かれてるかも、と彼に伝えたけど、彼は俄然燃え出し、私を抱えて下から何度も何度も突き上げた。
訳も分からないまま、私の身体は、全体が大きくビクンッとして、秘部がヒクヒクし、目の前がボンヤリした。
彼も同じ頃に
【あ、イク】
と言って、肉棒をビクビクさせた。
私が落ち着いて、ゆっくり抜くと、密着していた周囲は、真っ赤な血だらけだった。
ふたりで笑って…また来た道を戻った。
車は、私たちがいる間、見守ってたかのようにライトを点けていたが、私たちが帰り支度をしてると、走り去って行った。
こうして、私は処女を喪失した。
私がこんなにSEXを好きになるなんて、あの頃は思いもしなかった…。