高校時代、融通の利かないくそ真面目で暗い俺は生徒会副会長。
女性の生徒会長は、優等生のくせ明るく楽天家、猥談もこなす学校内の人気者。
二人しかいない生徒会室の中で文化祭行事のことで意見が衝突した。
細かな計画が必要だと言う俺に会長は
「副会長は心配性なんだから。さては溜まってるね。私が抜いてやろうか?」
と言って、制服のブラウスのボタンを2つ外して、うすいブルーのブラをちら見せした。
くそーっ、ばかにしやがって。このあばずれ女が。犯してやろうじゃないか。
俺は会長に襲いかかり床に押し倒してパンツをはぎ取った。
抵抗はあったが所詮女の力だ。ズボンから自分の怒脹を取り出すと、強引に会長の足を開かせた。
俺の怒脹を会長の割れ目に押し付ける。どこに入れるのか良く分からない。
むやみやたらに腰を動かしていると、会長が自分から腰を少し浮かせた。
そのとたん、俺の怒脹が温かくきつい肉のトンネルに潜り込んだ。
くそーっ、ここか。あばずれ女め、犯してやったぞ。
俺は夢中で腰を動かした。いきなり腰の奥から痙攣が走り、俺は会長の体内に発射した。
会長の身体から離れ、今はおとなしくなった一物を見て驚いた。
鮮血で染まっている。
あわてて足を広げて床に倒れたままの会長の身体を見る。
なんてことだ。足の間に血が流れている。俺と同じで初めてだったんだ。
俺が動転していると、床の上の会長が言った。
「いいんだよ・・・」
「副会長ならいいんだ。」
会長、俺は俺はなんてことを・・
会長はうろたえて覗きこむ俺の顔を両手で抱えると自分の胸に押し付けた。
会長の甘い体臭と柔らかな乳房の感触・・
「この甘えん坊さん、とっても甘えん坊さん。」
許してくれるのか、この俺を。
「これからも頼りにしてるからね。よろしくね。」
その日から、俺は会長の忠実な番犬になった。
公私にわたり、会長を攻撃する者や意に反する者は俺が叩きつぶした。
言葉でも、腕力でも。
会長は2~3カ月に1度、俺にストレスが溜まると抱いてくれた。
番犬は恋人になる資格はない。こうやって恩を返すだけだ。
1年後、生徒会書記の女の子が背中を押してくれた。
なぜ、会長を愛してあげないの?会長も待ってるはずよ。
次に会長が俺を抱いてくれた時、俺は呼びかけた。
「陽子、好きだ。」
抱いてもらう時も「会長」としか呼ばなかったのに、初めて名前を呼んだ。
会長の驚いたように見開いた眼、その目にだんだん涙が溜まってきた。
「もう一度、言って。」
「陽子、好きだ。愛してる。」
「会長じゃなくて、陽子なの?」
「そうだよ、いけない?」
陽子は泣いて抱きついてきた。泣きながら俺に抱かれた。
それまでのように、会長が俺を抱いてくれてるんじゃなく、俺が陽子を抱いた。
現在二人は26歳、新婚6か月の夫婦である。