会社にアルバイトの子が入ってきた。
アルバイトの時間が午後6時から8時までだそうなので、5時定時では挨拶も
することが少なかった。
彼女もいなかった当時は、その子と少しでも仲良くなろうと必死だった。
残業の時に挨拶を交わすくらいが精一杯で、話すきっかけもなかった。
残業していた同じ課のRさん(既婚・女性)にそのことを話してみた。
「アルバイトの子が気になるから、僕があの子のことを気にしているのを伝え
てくれません?」
「そんなの自分で言ったほうがいいよ。あなたも男だったら、少しくらい押し
ていってもおかしくないから。」
その言葉で、そういうものかと思った。
次の瞬間には、僕はRさんの胸を触っていた。
「やめてよ。ちょっと、何するの」といいながら、床にふさがったところをさ
らに後ろから両手で胸をもんだ。
Rさんは鳴き声になっていた。
「なんでこんなことするの」鳴き声だった。
「ごめんRさん、Rさんの胸を触りたい」ただ触りたくなっていた。
Rさんのブラウスのボタンを外そうとしたときに、「もう、やめてよ」と言っ
て、すっと立ち上がった。Rさんは怒っていた。
翌日も、その次の日もRさんは何もなかったようにふるまっていた。
しばらくしたころ、課長の誘いで同じ課の何人かでスナックへ飲みに行った。
こういう席では、ほとんど僕の隣にはRさんが座るようになっていた。
飲み始めて2時間くらいしたところで、僕は隣のRさんと話している最中にR
さんの胸を軽く触っていた。
Rさんは「もう、やめてよ。また触る・・・」と言っていたが、この前のよう
に嫌がってはいなかった。
調子にのった僕は、「ここRさんの乳首かな。あ、ほらここかな。ブラの上か
らでもわかる」とか言いながら触っていた。
Rさんは「もう・・」と言うだけだった。
盆休みで、かといって何もするあてのない僕は家でテレビを見ていた。
お昼を少し回ったところで、電話が鳴った。Rさんからだった。
美味しいケーキがあるから、食べに来る?という内容だった。それまでRさん
の自宅には行ったことがな
電話でだいたいの場所を聞いてから、時間は分からないけど急いでいきますと
だけ伝えて家を出た。
「もう、遅かったね。さぁ、早く上がって」
この日は旦那さんも出かけていて、その言葉通りにこの家にはRさんと僕との
ふたりだけだった。
案内されてケーキを食べた。「これ、おいしいですね」普段は会社でも敬語を
使って話さないのにこの時は普段のしゃべり方とは違っていた。
部屋には、テレビが付けられていてほどよくエアコンもかけられていた。
ケーキも食べ終わって、落ち着いたところで
「汗かいてない?よかったらうちのお風呂使っていく?」とRさん。
「え?いいですよ、そんなに汗もかいてないですし」
するとRさんが「じゃあ、汗をかいてみる?」すぐには何のことか分からな
かった。
Rさんが僕の前に立って、両手を肩のところに回して顔を近づけてきた。
「ね、わたしの名前を呼んでみて」
「Rさん・・?」
「さんはつけづに」
「R・・・」
彼女は一瞬ニコッとして、そのままキスをしてきた。
長いキスだった。くちゅくちゅと舌と舌の絡み合う音。
「あ-、R・・・」
僕はキスをしながら、彼女の胸を触った。あのとき触ったのよりも柔らかくて
気持ちがよかった。
「私とじゃ不安?」Rさんがポロッと言った。
「ううん、嬉しい」
お風呂に入った。もちろん彼女も一緒だった。初めて間近に見る彼女のすべ
て。かわいかった。
ニコニコしながら彼女も体を洗っている。石けんの泡がついたおっぱいにタッ
チした。
「だーめ、今はだめ。もうちょっとね」
お湯はそんなに熱くもなかったはずなのに、のぼせていた。
寝室。
ベッドはふわふわとしている。
「あの・・、僕・・その・・・初めて・・で・・」
「え?そうなの?ほんとに。嬉し、ありがと。」
「横になって。ううん、そうじゃなくてあおむけで、そうそう」
彼女が僕の膝くらいにまたがって座った。彼女はニコッと笑って、腰を浮かせた。
「あ、そのまま?ゴム・・」
「そんなのいいよ。今日は大丈夫だからさ、ね?」
彼女が腰をくねらせるとの同じように僕も腰を動かしてみた。
「あっあっ、あん」「あんあんあんっ」
しばらくして彼女がクタッと僕の胸に倒れてきた。僕は今までよりも早く腰を
動かした。
「あーん、あんっあんっ」
彼女がキスをしてきて、僕の肩にぎゅっと力を入れた。
「あんっ、だめ。」
そのまま彼女の中にたくさん出していた。
そのままベッドの上で話していたときにも、ずっと彼女のおっぱいを触っていた。
電話が鳴った。寝室にも電話が引かれていて、そのまま電話に出られるように
なっていた。
電話の相手は彼女の友達のようだった。
電話で話しているところ、彼女をベッドに押し倒した。
え?という彼女の困った顔。
今度は彼女を下にして、僕がまたがってみた。
さっきまで入っていて、そんなに時間も経っていない。あっさりと彼女の中に
入った。
ゆっくりと腰を動かしながら、彼女のおっぱいにキス。そして乳首を舌先でこ
ろころとしながら彼女がピクッとするのを楽しんでいた。
あまり音を出さないようにしながら、腰を動かしていた。
「またねー、ばいばい。じゃあねー。」
彼女が受話器を置くと、キスをした。
「もう、びっくりしたじゃないの」
そうは言いながら、両手を僕の背中に回してきた。
会社では、一部で噂されていたのは気がついていた。
同僚からも「なぁ、おまえRさんと何かあったって?」と言われる。
「うん、まぁあるよ。」
隠しても仕方がない。かといってペラペラとこちらから話すこともしない。
「まぁあるよ。」
そういうと、誰一人としてそれ以上聞いてこなかった。
その会社は、今はもうない。僕に女性のすばらしさを教えてくれた彼女も他の
会社へ行った。
あれから何年か経っても、あのときのことは色あせずに思い出すことができる。