誰がやるのかということについてはあつしくんが
「瓶太とまきがやれよ」ということになった。
慎ちゃん(瓶太)とまきちゃんは「えっ」と思わず声を出したが
逆らえないのでうつむくのみであった。
皆びっくりはしたが実験をやる男子と女子は慎ちゃんとまきちゃんと
いうのは納得はいくものだった。二人は町から転入してきた子で
体が弱くおとなしい子だった。体が弱いというのは学校に通えないぐらいで
慎ちゃんは実際の年齢は3歳上、まきちゃんは1歳上である。
なので一番大人に近いので適していると判断できる。
でも慎ちゃんは童顔であまり年が離れている感じがないし、ほっぺが赤く
おかっぱ頭で女の子みたいで華奢であって体を使ってというのは似合わない
感じであるのでかわいそうだった。まきちゃんもおとなしく
確かに胸の大きさなどお姉さんな感じはあるが三つ編みで性的なものは
似合わない感じでかわいそうであった。