僕が中学生の頃、母の電話を偶然盗み聞きをしました。憶えている範囲で再現します。
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母 「・・・うちの子も半年くらい前から始まったみたいなのよ。
○○子ちゃんみたいに女の子なら良かったんだけど、男の子なもんだから
お赤飯を炊くのも変なもんだから。」
相手「・・・」
母 「そうそう、××ちゃんのお母さんのお話と同じ。明人の脱いだパンツの前が、
ヌルヌルしているの(笑)。自分の汚した物なんだから、自分で洗ってくれ
ると良いんだけど言いづらいのよねえ。それが女親の限界なのかしらねえ。」
相手「・・・」
母 「そうなのよねえ。こういう男の子の身体のことは母親にはねえ。」
相手「・・・」
母 「元気って言えば、そうなのよ。変な話なんだけど、明人が男になったら、治っち
ゃったのよ、アレ。ここ2,3年、体調が悪くて、更年期かな?って覚悟してい
たら明人の身体に反応したみたいなのよ(笑)。28日周期は数年ぶりよ。」
相手「・・・」
母 「今さら、うちの人ともアッチはないし、もう上がっても良いんだけど、
やっぱり狂わないでくると嬉しいわね。明人さまさま。」
相手「・・・」
母 「気持ちはそうなんだけど、鏡を見たら自分で自分に幻滅するもの。
××ちゃんのお母さんのお話じゃないけど、息子の身体に興味が沸いたりする
のは欲求不磨なのかしら。オムツを替えたんだから、完成品を最初に見る権利が
あるんじゃないのかしらねえ。」
相手「・・・」
母 「そうなのよ。自分が産んだ子供なのに不思議よねえ。朝立ちって言うの?
明人、ちゃんと朝は前が膨らんでいるのよ。年数が経つのは早いわねえ。」
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そのときは不快感が先立ちましたが、今になって思えば母も女でした。